Where the Sun Rises

あなたのことを覚えておくために

ふたりのSHOW&TIME SONG for YOU 10/2昼の部

はじめに

 

ご覧いただきありがとうございます。
東山さんの後追いファンによるランチショーレポ(ネタバレ)です。

わたし自身黒い人担のため内容は偏っているかもしれません。同担の皆様のために東山さんパートをどちらが歌ったのかは分かる範囲で書いてみました。
MCは盛りだくさんすぎたので個人的に印象的なところだけ。ニュアンス、要約です。ご容赦ください。
そして曲順、曲名、パート割り等間違っていたらこっそり教えてください…

 

 


【乾杯】

いきなりふたりが登場!心の準備できてなくてお衣装がどんなんか忘れました。

昨日10/1は「都民の日」に乾杯したらしい(笑)

錦織さん(以下:錦)「今日は月をまたいじゃったけれども、ニッキとかっちゃんねるの…」
("月をまたいだ"で黒い人の誕生日!?とわたしが早とちって勝手に動揺し結局何だったか忘れました)

この昼公演への意気込みを語ってくれましたが、初日やこのあと夜公演の方には内緒にしてくださいね、なんて錦織さんが言うので、ここには書きません(笑)

 

お料理メニューやお土産はとりあえず割愛します。あとで追記するかも。

 

【ショータイムオープニング】

客電が落ちてカラフルな星空みたいな映像、照明が夜空みたい。
星とタイトルの文字が飛んでくるような映像。宝塚のショーが始まりそう!?と勝手に思ってました。

 

 


The longest night

「ちょっときつめのジョークも笑ってかわせるのさ」→植草さん(以下:克)
「夕闇のベール もうすぐ夜を」→錦

SAYGO'Sも登場、ダンスとハモリが最強でした。

バンドさんが植草さんDS・コンサートよりも多くて豪華なサウンド

 


ダイヤモンド・アイズ

錦織さんのほどよい脱力感と植草さんの音と振りに忠実な踊りの対比を興味深く観ました。

イントロのテッテッテッテレテッテレっていう(伝わらない)ギターのとこで「右、左、右、右」って感じのダンスありますよね(もっと伝わらない)あれで顔の向きまでちゃーんと斜め右下、斜め左下って動く植草さん(とてもキュート)と、アイドルらしく顔は正面キープの錦織さん。この対比もまたいい。

 

 

HEAVEN

「笑っていないのは ねえ君だけだよ」→錦

錦織さんのハスキーボイスで聴くこの東山さんパート、破壊力エグすぎ。アイドルっぽいこの歌詞を今の錦織さんが…

 

 

トワイライト・フィーリング

植草さんの声で聴くと、割と鮮明な思い出という印象。
錦織さんの声で聴くと、セピア色の思い出を語るような感じ。

 

 

 

【MC】

克「植草克秀です。お久しぶりでっす!」←かわいい

 

錦「去年(12・12のショーに)植草に誘ってもらいました。(中略)植草のおかげです」
克「(錦に向かって)俺は絶対あなたを離さないから!」(会場悲鳴&大拍手!)
今日いち沸いたセリフなので太字にしちゃった…植草さんってすごく素直な表現しますよね。錦織さんが真逆のタイプだから余計そう思う。

 

錦「昨日は初日で、色々とやりすぎちゃったので、今日は自重します」(会場「えぇ〜」)

克「そんなのは自由にやってくれて構わないから、いつものニシキでいてほしい!ね?皆もそうでしょ?」(会場大拍手!)

 

錦「植草は普段MCでどんな話してんの?」
克「赤い人とか黒い人とか。こないだなんかね… ”トカイヲー♪”(あなたに今Good-byeの黒い人の歌マネ)俺はこれが好きだからつい聴くし真似しちゃうんだよ!あと、”ハーツ♪”」
錦「焼肉屋でハツを注文する時にこれをね…」

 

やがて話題はアクスタへ。

克「黒い人もアクスタ出しちゃって。俺たちに乗っかって?アンダルシアみたいな、かっこつけて!」
錦「僕たちのアクスタ、黒い人に見られたら”薄っぺらい”と言われてしまいます」
克「やーめーろーよwwwwwwww」
錦「(黒い人は)得意の股間鷲掴みポーズでいいんじゃない?それか股間のアクスタ(??????)」以下下ネタは割愛いたします。

 

植草さんはお着替えへ。
錦織さんがバンドメンバーさんと、スタッフとして参加の室たつきくんを紹介。
室くんはアクスタをネックストラップで首から下げて(?)錦織さんグッズのピンクのラッシュガード着用。
錦「生地が薄いのばれるからwww」

 

錦「真面目に曲紹介します…今宵植草が心を込めて歌うのは…あ、今宵じゃねーやw」素で間違えて笑ってた(笑)
錦「お聴き下さい、お祭り忍者!」


植草さん、シルバー?のジャケットでソロコーナー登場
(MOVING ONのGATEで着てたのではない?新調? 遠目で分からず)

 

SHOW&TIME

すっかり定番曲になりましたね。
今回は赤スタジャンの錦織さんがバックダンサーに!SAYGO'Sにレッスンしてるようでほほえましかった。

Letter...

CD音源で聴きなれてるから生だとより情感たっぷりで良い。

特にバラードはストリングスがいることでより厚みが増して素敵。

Sha la la

(バースデーFC配信でしか聴いたことなかった。曲名合ってますか?)
冒頭の歌詞、これまた錦織さん「Dance with me」の「そっと振り向いた青山通り」の世界観を思い出す。
「手が触れてお互いビクッとしたね」みたいなのかわいい歌詞ですね。

 


錦織さん、カーキのジャケット?でソロコーナー登場
このスタイリング好き。

 

My Ever Changing Moods

アルバム収録版とはアレンジ違い。錦織さん特有のノリ(?)を生で聴けたことに価値を感じる一曲。

 

青い瞳のステラ

サラナイの社長がカラオケに行ったらこんな感じかな?なんて。
シンプルに歌がうまい。高音が出る出る!

 

曲名不明の洋楽(すみません)

KU SHOP新作パーカー姿の植草さんがSAYGO'Sと登場したり、バンド紹介が入ったりすごく盛り上がった!

 

個人的感想ですが「Song for you」も「Dance with me」もなかったのには驚き。

 


【MC】

パンフやグッズの話

錦「昔ジャニーさんから、”お客さんに向かって『購入してください』とか言うのはやめなさい”と言われました……買ってください!」(会場爆笑)
錦「もう組織から出て大変な目に遭ってます」とペコペコしてた。

 

バンドの金山さん(サックス)のマイクトラブル調整のため、MCでつなぐ。

克「ニシキのツイッター(の閉鎖)は残念だけど、オレが隠し撮りしてなりすましして書きます!」
錦「俺がメールで文章を送って、ね」

マイクテストで先ほどの洋楽の一節を演奏

克「前なら本番中にこんなんありえねーよwww」
錦「こういうのも生だからこそ」的な。楽しそう。

 


あずさ2号

メンカラジャケットにお色直し。
ハモリがすごすぎて、これが愛媛のスナックで響き渡っていたと思うとすごいな…

サビ前、ふたりが真顔で「ジャカジャカジャカジャカ」って言ってて笑いました。

(間奏中)錦「今のポーズがサンケイスポーツに載ってしまいました」

 

 

 

まいったネ今夜

割と当時っぽい振り付け。錦織さんの関節の可動域どうなってるんだろう。
植草さん、踊りながらなんであんなに歌声がぶれないんだろう。
「豪華な宝石も」→錦

 


ダンス・ダンス・ダンス

冒頭の錦織さんソロ、音源の若い声のイメージが強いのでハスキーボイスで歌われるとやばい。
客席降りきた!!!客席やお立ち台上で歌うとき、マイク持ってない方の手振りがアイドルっぽくて良かった。

植草さんがお立ち台を通り過ぎてしまった?(遠くて見えず)マイクか何かトラブった?植草さんが一瞬歌えず→錦織さんが歌い上げていて頼もしかったです。

 


ミッドナイトロンリービーチサイドバンド

客席の中ほどからスタート。
東山さんソロパートは2人で歌ってたような気がする。

歌いながらバックステージへ!かなりテーブルの合間をぬって歩いてくれる。

錦織さんはイヤモニしてなくて、バンドから離れてバックステージへ移動すると歌声があとから聞こえる。けどイヤモニありの植草さんはインテンポな感じだった。
錦織さんの歌い方の癖なのか、単に反響を聴いて歌っているからなのかは不明。

 

どの曲で誰が近くに来た!というのがもうすでに思い出せないんですが、感想としては植草さんのシミが無くなってるのがわかるくらい、錦織さんが汗かいてるのが見えるくらいに近かったです…

 

パーティが終わっても

錦織さんのハモリがすごい。植草さんがめちゃくちゃ頑張って歌ってた。ハモリがあると歌い甲斐がありそう!

錦織さんの「このままずっと恋人でいたいね」本家本元を聴き、感無量…

体感時間がバグっていて、ここでこの曲が来ることに違和感が少し。まだ終わるには早くない?って(笑)

 


君だけに

他の曲だって全部そうなのに、この曲だけ異常に「大事なものが足りない」感が襲ってくる。
その足りない東山さんパートは植草さん。

生マイスィーハーをはじめて聴いたので鳥肌がわーっと立ちました。
てか終盤にこの曲もってくるの(お決まりになりつつあるとはいえ)ふたりともすごいじゃん…喉どうなってるの…

ラスサビで盛大に「この星に」が「さびしさと」に変わっちゃった植草さん!!!
これも生ならでは。

 


仮面舞踏会

「時をとめた楽園」→克
「…ひそめても」→錦
「心うらはら」→克

歌割が気になっていたここのかけあい部分、大シャッフルになってた!これは貴重。

「好きさお前が 好きさ死ぬほど」を聴いてしまった…ハマりたての頃このフレーズに受けた衝撃がまたよみがえってきました。

さすがに「X・T・C」は膝ついてなかったけど、「つよくつよく」はオリジナルの振りでした。

本当にこの曲は原点にして頂点だ…

 


【MC】

錦「DSに向けて取り組んでいて、いまはもう10月ですけれども、ずっとやってきたあの夏の頃を思い出します。夏の曲をお聴きください」

 

 

めぐりゆく夏

金山さんのツイッタークラリネットを使うことを知り、「Dance with me」かな?と思っていたらこの曲でした。
後追いのわたしはこの曲を聴いて、プレゾンを追体験できたようで嬉しかった。終盤に聴くとやはり感動的ですよね。

東山さんソロパートは錦織さん。何回言うんだって感じですけどハスキーボイスがもう!!!
「迷い苦しみもがいていた」あたりの低音が特に印象的。

 


 Baby Baby Baby

まさかのご本人のツイッターで見ちゃったやつだ!!!(小声)
多分「今でも君は 彼のこと好きなんだね」は植草さんだったかな。

SAYGO'sの振りほんとかわいい。今回お席が後ろの方で表情までは見えなかったけど、かわいい振付好きなので楽しめました。

 

 

 

植草さんのツイートの写真のポーズから、手を繋いだままその手をブンブン振っていて悶絶してしまった。アレ考えたの誰ですか!お歳暮差し上げます。

ラスサビ錦織さんが「このままBaby」って追いかけるの、あー知ってるやつ!ってなって嬉しかった。

 


星屑のスパンコール

東山さんパートは植草さんが。
ふたりとも優しい目で歌ってました。照明がブルーだったかな?すごく美しかった。

 


PGF

これでもかというほどの客席降り!!!バクステへ移動。

最後の力を振り絞るように植草さんが頑張って歌ってました。

「電話かけておいで」は錦織さんだったような。お三方の場合、誰であってもなかなか電話かけにくいなと思うわたし(どうでもいい)
バクステ脇のドアへぴゅって入ってはける錦織さんのはけ方が、最後の音ピッタリでかわいかった。植草さんは真反対だったので見えず…

しゃかりきなSAYGO'S本当にかわいいね…

 

グッバイカウントダウン

冒頭の東山さんソロは錦織さんが!!さすがにこれは良い意味で胸にくるものがあった。
やっぱりこの曲、しんみりしすぎず明るく終われるから好きだな。植草さんがすごい楽しそうだった!

三方礼は、錦織さんの方から肩を組んで。兄弟愛だね…

 

【MC】

錦「植草のディナーショー、大阪はアパホテル、名古屋は東横インであります」
克「アパホテルにはこんなとこ(宴会場)ないだろ!」

こういう言い合い一生やっててほしい。

 

本当の最後の曲紹介

錦「昔、若い時ディナーショーで歌いました。昔は嫌いでしたが歳をとったらよりこの曲が好きになりました」

 

君にこの歌を

まさかの選曲。昨年の東山さんの、服部先生コンサートのこと知ってたの?ってくらい。
しかも歌い出しは錦織さんアカペラ!!!!

植草さんも「PGF」あたり少し喉きついかな?と思ったけど、普通に高音伸びてたしまったく心配いらなかったみたいです。
本当にまさかのまさか。末っ子は1年あわてたみたい…

「君はこの歌をいつもうたってくれ」
「君は歌いつつ あるきはじめてくれ」
「君は風の中 強くはしってくれ」
このふたりから聴くと、ひとり古巣を守る末っ子に歌ってるように聞こえてしまって。放心状態でした。こんな偶然があるのか、意図的なのか…

こんなん聴いたら、3人が「ともにうたう」日をより強く望んでしまう。
本当にずるいな。

 

 

 

おわりに

最後までたどり着いてくださりありがとうございます。

錦織さんがステージで、植草さんと少年隊を歌うこと、ここまで何年かかったのでしょう。まだファン歴数年でこんな機会が巡ってきてわたしはとても幸運でした。これから先どうなるのかは分からないけど、おふたりが言っていたようにこんなステージが「恒例」になってほしい。その積み重ねの先に、いつか3人揃う日を、まだまだ待ち続けてみようと思いました。

 

 

 

『SHOW & TIME / Letter…』に思う

はじめに

手元に届いてからだいぶ時間が経ってしまいましたが…
植草克秀さんが独立されてから初めて発表されたCDシングル、『SHOW & TIME / Letter...』の感想をまとめてみます。

ただの一ファンの個人的感想です。
いつも通りサラーっとお読みいただければ幸いです。

 

 

01.SHOW & TIME

(作詞・作曲:GAKU)

初聴きは昨年のディナーショーにて。

第一印象は「『FUN DANCE』みたい!!!」でした(笑)
軽やかなスウィングジャズ風。ショーの生バンド演奏で聴くと、ドラムがめちゃかっこいいなぁと感じた記憶があります。

コーラスが華を添えていて、イントロからショーやコンサートにはもってこいの盛り上がる曲。
今後植草さんの定番曲になっていくのかな、楽しみです。

 

歌詞がまたロマンチックで!

登場人物は「二人」、つまり「君」と、明言はされていない(おそらく)自分。
ですが、初聴きでは当然登場人物はわからないわけで…

偶然なんて言葉では この出会いは片付かない
運命と感じていた 隣で過ごした日々は
今も 愛おしくてならない

ここだけ聴いたときは、少年隊のメンバーのことを歌ってるんだと勘違いしました、だってタイトルもタイトルだし… "しょーえんたい" ってほぼ少年隊じゃん!
その後に続く「思い出す二人は」も、あの二人!?などと思ったり。
(都合のいいオタク脳)


初めて聴いたときに一番痺れたフレーズがこちら。

夢のような時の中で 胸を焦がしていくの

「いくの」という女性的な言葉選びがめちゃくちゃ刺さりました。
植草さんが言うとかわいいしね…
「胸を焦がしていくよ」でも別におかしくはないところを、あえての「の」が最高です。

 

今宵の酔いは少し早い
心 許しているから?

「今宵の酔いは少し早い」の言葉のリズム感自体がそもそも良いし、
1番の歌詞で見えた「二人」の関係性が、より近く深くなってるのが2番のこの歌詞から読み取れてドキドキします。

 

ショーでこの曲を聴くと、曲中何度も繰り返される
「いつまでもこうしていたい」という歌詞がめちゃくちゃしみますね。

 

「じゃーじゃ・うま、じゃーじゃ・うま」でおなじみ、『ダイヤモンド・アイズ』のシンコペーションに関するエピソードはファンならよく知るところですが、この曲のサビの頭なんか全部裏拍ですからね!ジャズっぽいノリ。
裏拍から入るときのひっかかり感(?)ちょっとじれったい感じ(??)が癖になります。好きです。

 

 

 

02.Letter…

(作詞:植草克秀 作曲:植草岳)

なんと、植草さんご自身の作詞によるこの曲。
ファンに向けたというこの歌詞、こんなに距離感が近い詞は、ファンの支えを直に感じてきたアーティスト張本人だからこそ書けたのかな、なんて考えたり。

 

植草さんの歌声って、シンプルにストレートに届くから、回りくどくない素直な歌詞との相乗効果が抜群だなと思いました。

 

要所要所に「あの頃」を想起させる単語が散りばめられていて、ずっと支えてくれたファンへの強い想いが伝わってきます。

わたしは新規だけれど、どんな事があっても変わらず長い間応援してこられた方には、この歌は最高のプレゼントになったことでしょう…

 

こんなツイートをしたのは、この曲を「二度と離れたくない」の「な」を聴いての気づきがきっかけでした。
個人的に、鼻にかかったような声が結構好みで(わたしのヒガシ担たる所以でもあります。おわかりいただけるだろうか)植草さんの「ナ行」、ドストライクでした。

 

冷静に考えて、20代、30代、40代、50代と声質がずっと安定してるのすごすぎる。
植草さんのことをあまりよく知らない人が聴いたら、聞き分けつかないのでは?

 

昨年の『SHOW & TIME Special Day』で披露された時には、CDとはアレンジが違ったようなので、今年のコンサート『MOVING ON』で早く聴きたいです!!!

「そばにいて ここにいて」をインテンポじゃなく少し溜めたりしたら、より情感たっぷりで良さそう。どんな風に歌われるのか楽しみです。

 

 

おわりに

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

植草さんが独立されてから最初の大きなお仕事として選ばれたのが、ディナーショー。それに合わせたこのCDのリリースも含め、歌のお仕事に注力してくれたことがとても嬉しいです。

これからもっともっと活動の幅が広がれば何よりですが、まず第一に楽しいSHOWを届けてくれて、「僕はここで歌うから」と約束してくれた植草さんに、心からありがとうの気持ちです。

5月のコンサート楽しみ〜!またブログでレポもできたらいいなと思います。

それでは!

 

 

『Cafe Uncle Cinnamon』に思う

 

 

 

はじめに

2021年10月29日、満を持して発売された、錦織一清さん独立後初めてのマキシシングル『Cafe Uncle Cinnamon』。

演出家として引っ張りだこの錦織さんですが、独立後のわりと早い段階で音楽活動を始めてくれたのがとても嬉しいです。もっと嬉しいことに、CDだけでなく、アナログ盤や限定BOX、さらには各種サブスクでの配信も!!楽しみ方が増えるのは大変ありがたいことです。

発売からだいぶ日が経ってしまいましたが、今回は各4曲について軽めに感想をまとめてみました。他担の戯言と思って軽く読み流して頂けたら幸いです。

 

 

 
01.Song for You

初めて聴いた時から、ホッとするような懐かしさを覚えた曲です。

歌詞にもあるように夕焼け〜夜がよく似合う一曲。Uncle Cinnamon Clubの「大人の放課後」というテーマにもピッタリではないでしょうか。ゆったりと落ち着くんだけど、さりげないキラキラ感もあって…まさしく大人の嗜みって感じがします。色で例えるなら少し暗めのオレンジ色かな。夕暮れ時の空の色か、はたまた夜の室内の間接照明か…

「品物」と書いて「しなもん」と読ませる、一度聴いたら忘れられない最高のダジャレーヌーボー。しかし錦織さんはどこまで謙虚なのか。UCCのコンセプトもこの楽曲も、大したしなもんですよ…

イントロと間奏で、サックスの繰り返されるフレーズがいい。

「廻り道しかしないのに 今君はどうしていてくれるの?」この一言にファンへの想いが詰まってるように感じました。照れ屋な錦織さんなりのファンへのラブコールと捉えてもいいですか…?

「ドアを開けておくから 恥ずかしからずおいで」とファンへ"the place to go"を用意してくれる錦織さんについていきたいなあ、と思いました。(FCグッズで合鍵付きキーケースまで発売される徹底っぷり)

ぜひMVもポチッと再生していってください。みんなで錦織さんの"My girl"になりましょうね(?)

 


www.youtube.com

 

 

 

02.Dance with me

この曲のイントロを聴いて、クラリネットの際立たせ方が『Song for You』のサックスと対になってるんじゃないかなぁと思いました!面白い!

時間帯的にはSong for Youの続きというか、夜に聴きたくなる曲。

多分、「青山通り」を歩いてるのは一軒目を出たあとのふたりかなって思いました。お酒も入って足取りも心も軽いふたり。この後どうする?ってとこでしょうか。夜はこれからですね…

「まんざらじゃないのさ」なんて言いつつ、本当は心の中で言えないけど、「美しいよ 今の君が」って思ってるんでしょ?素直には言えないけど、ってか。なにそれ尊い

Twitterにも書いたんですけど、Bメロ頭4小節のコード進行、日本人だいたい好きだと思う(主語がでかい)。踊りたくなるような曲の中でもやっぱり、メロディーで引き込むパートって大事。

「照れくさいとお茶を濁す 悪い癖だと笑わないで」これは、錦織さんを近くで見てきた人が書いた歌詞だなぁ〜!と膝を叩きました。西寺さん…!そして一気に引きつけてから、「美しいよ 今の君が」でもうね、脳天突かれたくらいの衝撃です。破壊的です。この部分だけではなく全体の歌詞から、甘いセリフを錦織さんに歌わせたい!という気概を感じてしまいました(笑)

 

 

 

 

03.星の糸(feat. 西寺郷太 & 真城めぐみ

しゃばけ』を未見のため、解釈がうまくできてないかもしれないんですが…タイトルからもわかるように、繊細なものが重なり織られることで、大切ななにかが生まれるっていうことを、御三方のハーモニーがよく表してるなぁと思います。みんな歌い方のテイストは全然違うんだけど、錦織さんの歌声を芯によくまとまってると感じました。

所々際立つアコギのサウンドが、楽曲に厚みをもたせていていいな〜〜と思います。

余談ですけど、西寺郷太さんの歌声が想像と全然違ってました。なんかもうちょっと低い声かと思ってた。一年後、十年後♪

 

 

 

 

04.My Ever Changing Moods (Cover)

こういう路線、もっと聴きたい。きっと錦織さんもやってて楽しいだろうし、バックの音がこれくらいシンプルでも十分惹きつける歌声をお持ちだなぁと再確認した一曲です。

錦織さんの好きな曲ばかりを集めたカバーアルバムとか、作られたりしないかな。全曲アコースティックカバーとかも面白そう。

『HOLD YOU TIGHT』の英語バージョンを過去に聴きまくったわたし、錦織さんが英語詞で歌う曲の発音が好きなので、また聴けて嬉しいです。特に好きなポイントは "I wish to stay forever"の er の部分…(細かすぎ)

あまり音楽の知識もないのでふんわりした表現しかできないんですが、錦織さんって本当にリズム感に優れているんだろうなと思います。なんか、ノリが日本人っぽくないというか(?)。錦織さんが歌う洋楽を聴くと特にそれを感じます。

 

 

 

 

おわりに

今回はだいぶ短いので、最後まで飛ばさず読んでくださった方もいっぱいいらっしゃるかも。ありがとうございました。

わたしがApple Musicで2021年最も再生した曲はなんと!『Dance with me』でした。10月下旬に発売されたのにどんだけ聴いたんだ(笑)

やっぱり、歌を歌うことをやめないでくれた錦織さんには感謝しかありません。来年は、ステージの上で歌っている姿を見せてくれたらとっても嬉しいです。叶うといいな…!!

 

 

Cafe Uncle Cinnamon

Cafe Uncle Cinnamon

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『少年隊 35th Anniversary BEST 通常盤』Disc 3

 

Disc 1 , Disc 2 の続きです。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
ついに最後です!

 

 

 

【Disc 3】

1.あなたに今Good-bye

都会を横切る東山さんLOVEなゆらりです。

1984年、デビュービデオのリード曲として世に放たれたこの曲が、まさか36年の時を経て音源化されるとは、本当に驚きました。個人的にはこの音源だけでも、アルバム代の元取れてると思います。

Bメロの女性コーラスはもちろんなんですが、ストリングスの裏メロディーがめちゃくちゃいい仕事してますので、ぜひ一度耳を傾けてほしいです。

 

 

 

2.あいつとララバイ

これでもかというくらいに、元気はつらつな少年隊!「赤い夕陽に背中を向けて」の植草さんのがなり方が絶妙で好き。錦織さんの「ひとり今バイクにとーびのおー"っ"た」も、ビートのわかってる人の歌い方だ〜!ってなります。

ソロパートが全然もらえず不憫な自担ですら、頑張り様に愛おしくなってしまいます。

間奏、アウトロの謎おじさんによる英語パート、じわります。

 

 

3.トワイライト・フィーリング

ゆらり的に伝説に残るこの曲、なぜなら自担が一文字もソロで歌っていない。それでも名曲は名曲です。

錦織さんが「君に好きと言えたら」を一息で歌い上げるパートが好きです。この歌声に色を付けるなら、天気のいい日の夕方の空のようなピンク色って感じがする。

武道館コンサートでは"Twilight"の節の区切り方が違ったのが不思議。なぜそこでマイナーチェンジ…

 

 

4.感じだね……デラ

なぜここへ来て音源化!?いや、嬉しいんですけど!!!!!

1番Bメロの「踊るときめきの Yellow」、植草さんの「ときめきの」の歌い方にめちゃくちゃセンスを感じるので注目です。ちなみに2番はまた違う印象の歌い方に変わるのが面白い!

お菓子のCM、それもフレッシュな若いアイドルが出演するCM曲なのに、マイナーコードなのが不思議すぎる。「チョコレートは明治♪」の有名なあのCMソングもマイナーだけど、なんか関係あるのかな?

 

 

5.春風にイイネ!

THE・80年代アイドル!感がある。
この頃から少年隊を追えてたら楽しかっただろうなぁと思いをはせる、平成生まれの後追いファンです。

錦織さん、植草さんのキラキラアイドル感とは対照的に、東山さんのソロパートがうぶっぽくて可愛い。
(最近の雑誌インタビューでは、後輩・なにわ男子のデビュー曲にひっかけて「『初心』は忘れた(笑)」とか言ってましたけどww)

 

 

6.ONE STEP BEYOND

「日本発、世界行」の切符はどこへ置いてきてしまったのだろう。それとも少年隊が、時代を置いて行ってしまったのか…本当にもったいない。

時代が時代なら、Nicky, Katsu, Higashiは世界でフィーバーを起こせたと思います。

幻のアメリカデビューシングルはどこへ消えたの!?

 

 

 

7.レイニー・エクスプレス

担タレなので、マイナーコードの曲はもれなく好きです(何回目?)
贔屓目で恐縮ですが、東山さんがひときわ輝く曲がこれだと思います。哀愁、未練、そんな曲を歌わせたらピカイチ。

錦織さんと植草さんの繊細さ、若さゆえの脆さも相まって、少年隊の引き出しの多さを感じる一曲。

 

 

 

8.サクセス・ストリート

「SHOW&TIME」でも力強い歌声が印象的だった、植草さんがスーパーフィーチャーされた一曲。これでデビューしていたら、少年隊はどういう道を歩んでいたのだろう。

歌詞が全編英語だったら、海外でも広く受け入れられそうな曲だなと思いました。

先日の『SHOW&TIME』でのこの曲のパフォーマンス、すごくなかったですか!?
全然衰えを感じなかったです。

 

 

 

 

9.星屑のスパンコール

公式からこんな夢小説みたいな曲が出てていいんか…(え)
本物のアイドルが、アイドルとファンの物語を歌う。この世界観、嫌いなオタクいなくない?

徹頭徹尾アイドルでいてくれる少年隊を象徴するような曲と思います。ジャニーズで長きにわたって歌い継がれるのも理解できます。

パート割りのリレー感が最高というか、サビ前に錦織さんが畳み掛けてくる感じが好きです。

 

 

 

10.ヴギウギ・キャット!

振り幅~!!!この曲で、ライブで暴れたい人生でした。

この曲は理屈で語るべきでない。「脳みそがしびれてくる」感覚を楽しむためにある曲だ。

何度聴いても「君はスペシャルダーリンッ⤴︎ 」にツボる。全く、罪な美人猫さんですね…

 

 

 

11.First Memory

清涼感がありつつもサウンドが軽くなく、ストリングス強めのオーケストレーションが壮大で好きな一曲です。

この曲に似合うのは、夏が過ぎて涼しくなってきた秋の、よく晴れた日曜日の午前9時って感じがする!(細かい)ほどよい脱力感が好みです。

 

 

 

 

12.愛の手紙

CD音源を手に入れることが難しく、収録されてものすごく嬉しかった一曲。

マイナーコードの曲にハズレ無し。

歌の部分は言わずもがな、イントロ、間奏、アウトロが切なさを追い込んできます。

歌声も聴きたい、ベースラインも聴きたい、ストリングスも…と、切なさに浸る一方で耳が忙しいです。

 

 

 

13.PGF

歌詞が男性目線であることで、色々考えさせられるなぁと勝手に深読みしています。

「からだの線や髪形に僕は ときめいていたわけじゃないよ」

なんかこう、第一声でくるこのフォローの仕方がね。男心ってこんな感じなんですかね。及川眠子先生はマジで凄いです(語彙力)

 

 

 

 

14.The longest night

少年隊にふさわしい、珠玉の名曲。ファンの間で圧倒的人気を誇るのも納得です。

男声コーラスとピアノがお洒落に厚みを出していて、錦織さんが仰る通り、とてもラグジュアリー。

間奏で英語をささやいてるのが聞こえると思うんですけど、誰がどの声かいつまでたっても全然わからない(笑)調査ご協力求む。

ファンになって以降、毎年冬になるとヘビロテします。まあ、季節を問わず、夜にお出かけする前には聴きたくなってつい聴いてしまうのだけど…
特に冬至の日には欠かさずこの曲を聴いています。

12月12日はちょうどクリスマスを控えて、「街はまるで toy box」な時期ですよね。1年の中でもこの時期が好きな人ってかなり多いはず!少年隊の大切な記念日もあり、ワクワクキラキラした冬が好きです。

 

 

 

おわりに

1~3まで通して最後までご覧くださった方、途中飛ばし飛ばしでもここまでたどり着いてくださった方、どなた様も本当にありがとうございます。

ガチで間に合わないと思って焦りましたが、なんとか間に合い(間に合わせ)ました。なんやかんや自分が好きでやってることなので、焦りつつも楽しかったです。

次の一年も、お三方のお仕事でなんだかブログネタに恵まれそうな気配があり、嬉しいです。限定盤の記事は…またそのうち…(笑)

改めて、少年隊は締めくくりに素敵なアルバムを残してくれたなあと、嬉しく思いました。感謝。これからもずっと大切にしたいです。

 

 

『少年隊 35th Anniversary BEST 通常盤』Disc 2

 

Disc 1から続きを読みに来てくださった方、ありがとうございます。
まだまだいきますよ~~!

 

 

【Disc 2】

1.封印LOVE

東山さんが「自分のための歌」と語ったといわれるこの曲。まぁわたしが彼のファンというのもあるでしょうが、この曲は東山さんがどうしようもないくらい切なくて愛おしい… 

やはり東山さんには、悩んだりなかなか一歩踏み出せないようなシチュエーションの曲がよく合うなと思ってしまいます。

「君しかいないからね」という言い回しが優しくて好き。

 

 

2.FUNKY FLUSHIN'

この曲のベースラインに心が躍ります。全体的に今聴いても、まったく古くないサウンド

東山さんの「とりこになるよ」が、内緒話みたいなウィスパーボイスでツボです。

少年隊って本当に楽曲に恵まれてると思うんです。この曲は元々山下達郎さんの作品ですが、カバーさせてもらえることになったのも、決して当たり前のことではないし。

 

 

3.砂の男

一見無機質なタイトルではありますが、温かみを感じるメロディーと歌声。

このシングルの発売当時、わたしはまだ生まれていないのですが、「西暦2000年」の到来が、この頃いかに特別なものであったかを窺い知ることができて興味深い一曲です。

前作『FUNKY FLUSHIN'』からのいい意味での温度差というか、緩急のある感じが好き。

 

 

 

4.You're My Life -美しい人へ-

皇太子さま(当時)と雅子さまのご成婚を記念した曲だというこの曲。『砂の男』と同様、当時のムードを知らないのでなんともいえませんが、こんな曲が出るということは世間は祝福に沸いていたのでしょう。

錦織さんの歌がミュージカル歌唱っぽく伸びやかでとてもいいなぁ、と思って調べたら、ちょうど発売年の1993年は、ミュージカル『Lady be good!』に出演された年でもありました。大地真央さんの相手役…めちゃくちゃ観てみたかった。

 

 

5.EXCUSE

罪深き一曲。いろんなEXCUSE(=言い訳)を並べたって、結局「僕は君を選ばない」わけです。

個人的には、あまりこういう世界観との結びつきが想像できない植草さんがこの曲を歌うところに、希少価値というか、良さを感じます。「ときめいた気持ちに嘘はないけどせつなくて」「独り占めしたいと君に言われた瞬間に こわくて目を伏せた」彼の歌割り部分にはまだ良心が残っていると思ってしまうのはきっとわたしの脳内補正。

 

 

 

6.Oh!!

東山さんファンから根強い人気を誇る「ザ・シェフ」の主題歌。

東山さんの歌声が、ザ・ウィスパーから大人の男性の声へと移りゆく過渡期かなと思います。

90年代らしくデジタルっぽいシャカシャカした音の数が多いので、なんとなくサラッと聴いてしまいがちだけれど、ハモリが美しい。錦織さんの高音の透明感、3人の芯となる植草さんのまるく厚い歌声が大好きです。やはり少年隊はコーラスグループ…

 

 

 

7.湾岸スキーヤー

この曲に関しては実在したスキー場のテーマソングなので理解はできるんですが、「湾岸」と「スキーヤー」という、一見なんの関係もない単語をくっつけるのがわりと秋元康氏っぽい。

植草さんの甘い高音が大活躍してますね…!!先日『SHOW&TIME』で本物を聴いてきましたが、とにかく伸びがすごい。

 

 

8.愛と沈黙

繰り返しになりますが、少年隊はコーラスグループだ!(しかも踊れる)と声を大にして言いたくなる一曲。

長めのソロパートを受け持つ東山さんの歌声も、もともとの儚い世界観は残しつつ随分芯のある深みをもった声へと変わりました。

イントロ、間奏、アウトロのオーボエ

 

 

9.情熱の一夜

『情熱の一夜』のここが好き - Where the Sun Rises

過去の記事にて熱く語っていますので、こちらもご覧いただけたらと思います。

この曲のピアノがすごくかっこよく、カラオケ音源(シングルCDに収録)をめちゃくちゃ聴き込みました。少年隊の楽曲で、カラオケ音源が聴ける曲って貴重だからありがたい。

東山さんの"t"の発音がめちゃくちゃ破裂音、破擦音。これが癖になってしまうんだな~!

個人的に、この曲が宝塚のショー(2017年雪組公演『SUPER VOYAGER!』)で使われたことがあるのが胸熱です。少年隊って、タカラジェンヌみがあるんですよ…

 

 

 

 

10.ロマンチックタイム

「ぶらぶら歩くような曲」と錦織さん評。多分錦織さん、こういう脱力感とおしゃれなエキスの詰まってる曲がお好きなんじゃないかな〜と思います。この曲を歌う少年隊は大人の色気を放ってはいるんだけれど、歌詞の世界観がアイドルらしさを残している。大人な3人が歌う曲ではあるものの、歌詞は童話をヒントに書かれているのがまた面白いですよね。

こちらも記事を書いていますので、よろしかったら寄り道してみてください。

『ロマンチックタイム』に思う - Where the Sun Rises

 

 

11.君がいた頃

作詞の「Platina」氏は非常に謎深い人物ですね。身近に想像しやすい歌詞を書かれる方だなぁと思います。
「針と糸どこだっけ?」とか「カプチーノを手に」とか、随所に、もういない「君」との暮らしの”温度”が感じられるというか。

そうだ、ここで個人的に最近”温度”を感じたツイートをご紹介しておきますね。

 

 

 

12.想 SOH

実質的には最後のシングルとなりました。
なんだか言いようのない切なさに襲われるので、今でもあまり聴けていないけれど、コロナ禍を経験した今改めて聴くと、胸に刺さるものがある曲。

Cメロとラスサビでドラマティックに転調することで目の前が一気に開く感じがします。そこから植草さんの声が、ものすごくよく抜けて聴こえてくるなぁ。

 

 

Disc 3に続きます!

『少年隊 35th Anniversary BEST 通常盤』Disc 3 - Where the Sun Rises

 

 

 

『少年隊 35th Anniversary BEST 通常盤』Disc 1

 

はじめに

少年隊、36周年おめでとうございます!
今回の記事はタイトル通り、ベスト盤の感想です。発売から今日で1年、やっと公開できました…

当方東山さん寄りの少年隊ファンです。音楽の知識はそこまで深くなく、ファン目線かつ主観入りまくりの感想になることを前提として、かるーく読んで頂ければ嬉しく思います。

今回は三本立てで、Disc1~3をそれぞれ1記事ずつにまとめました。
しかし各記事長くなってしまいますので、お好きなところを覗くだけでも!

 

 

 

 

 

 

 

【Disc 1】

01.仮面舞踏会

原点にして頂点。

「3人で歌うことを前提にして作られた曲」(東山さん談)なだけあって、3人それぞれの見せ場も、3人揃った見せ場も両方計算されてるところが秀逸。個人的には「あまく香る瞬間」の歌割りが東山さんなのがもうね…好きですね……

今回のベスト盤には、1985年発売のオリジナルシングルバージョン音源で収録。これまでは『BEST OF 少年隊』(1988年)の新録バージョンをよく聴いていたので、リマスタリング済のバージョン違いは新鮮な印象です。パーカッションの活きが良い!

 

 

 

02.デカメロン伝説

デビュー曲からの路線変更ぶりが凄い。もしわたしが「仮面~」出のリアタイファンだったら、これからこの人たちはどういう方向へ行くのか…と心配になってしまうレベル(余計な心配です)。しかし結果的には、幅広い世代への認知度や表現の幅を広げるのにピッタリだったのではないでしょうか。

最初こそ戸惑いはしましたが、「カワイイ!尊い!!!」としか思えないほど、とにかくポップで「カワイイ」に全振りしているなぁ、と。やっぱり若くてフレッシュなアイドルには、ニコニコキラキラ歌う歌が似合いますね。

 

 

 

03.ダイヤモンド・アイズ

ギターのことあんまりわかんないんですけど、カッティング?が激かっこいい。

サビの「JAJA馬」がシンコペーションであるということは、植草さんのシンコペ苦手エピソードであまりにも有名ですが、この曲はメロディーの言葉の頭がほとんど裏拍にあって、確かに難しいかも。そこが洋楽っぽくもあり、キャッチーで耳に残ります。

 

 

 

04.バラードのように眠れ

「4009」の"four"の r が強すぎて好き。イタリア人か!というわかりづらいツッコミを入れたくなります。

全体的に歌割りが天才だと思っているのですが、錦織さんに「今夜は会えるね夢の中」を割り振った人は、この決断によって瀕死のファンが出ることをあらかじめ想定していたのだろうか。
あとやっぱり、植草さんの「鳴らない電話抱きしめ」が至高。東山さんの合いの手というか、追いかけるパートが大好物なわたしとしてもこの曲は最高ですね。

 

 

 

05.STRIPE BLUE

昨年放送の「関ジャム」で、椎名林檎さんが長文で激推ししてたのが印象に残っています。

ヒガシ担のわたしとしては、東山さんの(ほぼ)固定センター曲としてちょっとだけ特別な思いがあったりします。東山さんのもつ清涼感、爽やかさが抜群にハマる曲。

歌い出し「天気雨」の不安定さがとっても癖になります。

Cメロの歌割りが好きです。錦織さんって、「光り」と「翳り」の「隙間」にいるような感じがしなくもないなあと。

 

 

 

06.君だけに

言わずと知れた「元祖・踊るバラード」。
最低音と最高音の幅がかなり大きく、歌唱面において決して簡単ではないこの曲を、生歌で歌いながら踊るんだから凄いものです。

映画『19 ナインティーン』の主題歌ということで、この曲を歌う3人には他の星から来た王子様たちのような儚さがあります。

 

Bメロのソロで錦織さんがその場の空気を甘く支配するというか、全部が彼に染まる感じが好きです。

 

 

 

07.ABC

生音と当時最新鋭のシンセサイザーの音をミックスしたという、バブル真っ最中の世の中を反映したような明るいサウンドに惹かれます。特にわたしはバブルを知らない世代なので、尚更憧れるのかも。

明るいメロディーにのる、松本隆さんの繊細な歌詞がまた素敵!
「物語は 時のペン先が綴るのさ」なんてどうやって生きてたら思いつくんだろう。

なかなかアップテンポのこれを歌って踊ってた少年隊、体力おばけでは…?全部ユニゾンなのは、踊ってる時に3人それぞれがうまいこと休憩できるようにだと勝手に思ってます。

 

 

 

08.LADY

この曲のポイントはなんといっても、The アイドルを演じる東山紀之さんではないでしょうか(わたしの主観すぎ)。
錦織さん、植草さんはさすが、こういったキラキラソングがもう板についているなあと。歌声も、一挙手一投足すべてが王子様。

以前、某所にてこの曲を歌番組で披露する動画を拝見したんですが、自担はフリーの振付と思われるソロパートでマイケル・ジャクソン風ムーブをかましており、強すぎると思いました。少女漫画発のアニメソングでマイケルムーブ…!

 

 

 

09.SILENT DANCER

いや、LADYからの振り幅〜!!この曲が皆さんの大好物がぎっしり詰まった名曲ということを、わたしは知っていますよ。そして、パート割りはまさしく適材適所。

皆さんの大好きなBメロ。ラップが終わりメロディアスなパートにとっておきの主砲・植草さんが登場するという構成はもう、素晴らしい以外に言葉が見つかりません。

余談ですが、10月18日放送 ラジオおだわら「午前0時の歌謡祭」にて、錦織さんが「一番素直に音が当たるのが植草。メロディアスな部分も…」といった発言をなさっていました。わたしの捉え方が錦織さん、当時の制作陣の皆さんと一致してたという嬉しさ…!

 

10.ふたり

東山さんがCHAGE and ASKAの飛鳥さんに依頼して生まれたという一曲。

心にそっと寄り添うような植草さんの歌声、儚いけれど強く心に訴えかける東山さんの歌声、そして、力強く「僕についておいで」と言わんばかりの錦織さんの歌声。美しいメロディーと柔らかい言葉にうっとりします。

錦織さんの「小さな木枯らし吹く」の「小さな」の歌い方にセンスを感じました。

 

 

 

11.What's your name?

最初の10秒で掴みはバッチリ、そんな一曲。

夏の恋はいつでも急展開、そんな恋心を歌ったこの曲の好きなところは、サビ後半の「お目にかかれて うれし恋の日 噂うたたね 天使と悪魔も首ったけ」。言葉遊びのような怒涛の畳みかけが、まさしく抑えきれない衝動を歌っているようです。

追っかけ隊としてすっかり定着した東山さんの\ヴィーナス!/、最高。

 

 

12.じれったいね

『What's your name?』から季節はめぐり、せつなく人肌恋しい冬になりました。

少年隊には珍しく、「素肌に訊けよ」「眠り落ちてしまえよ」と命令口調が時折覗くこの曲。大人だ…!!
特に「眠り落ちてしまえよ」を、未だ少年みの抜けきらない歌声の東山さんがやや囁くように歌うのがもうたまりません。

このあたりから、若さやはつらつとしたかっこよさだけでなく、色気を前面に押し出してきてますね…

 

 

13.まいったネ 今夜

なんてゴージャスでジャジーな一曲。パーティーで出会った意中の女性、切り出す隙も与えない「君」はどんなに美しいのでしょう。この曲に関しては、彼らのがっつかないところに逆にそそられるみたいなところありますよね。憧れの彼女のように余裕を演じつつも、内心は気になりすぎてるっていう…愛おしい。

年齢と経験を重ね、アイドルとしての在り方を考え始めた時期。そんな時期にこのような名曲に巡り合って、それをしっかりとものにした少年隊。新たな章が始まるという感じです。

 

 

 

Disc 2に続きます!

『少年隊 35th Anniversary BEST 通常盤』Disc 2 - Where the Sun Rises

 

 

2021.11.23 植草克秀『SHOW&TIME 2021』Dinner Show@名古屋観光ホテル

 

 

はじめに

まさかこんな日がくるなんて!
植草さんのステージのレポブログ公開です!!!

 

2021年11月23日、名古屋観光ホテル 那古の間にて行われた
植草克秀『SHOW&TIME 2021』ディナーショーに参加してきました。

今回はその模様をわたしなりにまとめていきます。
ただの新規ファン(普段はヒガシ担)の感想です。
広い心で見ていただけたらと思います。
※めちゃくちゃ長いです

曲順や演出に関して、記憶違いがありましたら申し訳ありません。

また、トーク時の植草さんの発言はすべてニュアンスで記していますので、
実際との細かな言葉の違いはご容赦ください。

 

この先は、ネタバレOKな方のみご覧いただけますと幸いです。
※ディナーショーレポですが、一部ランチタイムショーの曲目にも触れています。

 

 

受付を済ませ、チケットとお土産を受け取ります。

 

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シャンパングラスをかたどったジェルキャンドル。
わたしはシャンパンゴールド?でしたが、何色かあるようですね。
これ、植草さんが袋詰めしてくれたんだなぁ…

 

 

物販コーナーでパンフレットも購入。
ステッカー付き。パンフレットというより、もはや写真集!!
これは見てのお楽しみということで。

 

 


流行りの洋楽と皆さんのワクワクでざわめく会場へ。

 

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会場入口付近にフォトブースがありました。
フォロワーさんとお写真は撮りましたが単体での写真を撮り忘れ…
まぁこれも、植草さんの魔法のせいということで。(?)

 

係員の方がわたしのチケットを確認し、指さした先はなんと

 

最 前 テ ー ブ ル 。

 

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素敵なステージを前に、ギャグみたいに手がガタガタ震えました…
とにかく落ち着かなかった。

 

落ち着かなさ過ぎて、はじめましてのフォロワーさんや両隣の方にもガンガンしゃべりかける始末…
お話してくださった方、どうもありがとうございました。
そんなこんなで、あっという間に開演時間に。
チャイムの音が鳴り、ショーがスタートです!

 

今回のセトリはこちら。
(クリックでその曲の感想へ飛べます)

 

前半

1.ジュリエットへの手紙

会場後方ステージでキーボードを弾きながら歌う植草さん。
この時点でわたしはまだ彼の存在が信じられなくて、モニターと実物を交互に眺めながら、宝塚コンの映像を思い出すなどしていました。

とにかく言葉ひとつひとつを、一音一音を大切に歌っていた姿が印象的でした。

 

 

 

2.愛の手紙

ステージへの移動で植草さんが目の前を通り、思考停止。
そのせいで、大好きな曲なのに最初の方の記憶が全然ないのが悔やまれます…

多分皆さん手拍子していらしたと思うのだけど、わたしは全く手に力が入らず。
お祈りポーズみたいな状態で、植草さんを文字通り「拝んで」いた(笑)

ただはっきり覚えてることは、リズムにのって自然に動く手足に見とれたこと。

曲終わりの「ラーラララー」っていう錦織さんパートを、それはそれは伸びやかな歌声で聴かせてくれました。

 

 

 

3.トワイライト・フィーリング

隅にあるお立ち台で客席全体をやさしい目で眺めながら歌っていた植草さん。
オレンジ色のライトに照らされながら、客席のみなさんの手振りに目を細めていました。
不勉強ゆえ、わたしは手振りができずにもどかしい気持ちになりました…

 

 

 

【MC】

放心状態になってしまい、あんまり覚えてません…

「12/12は特別な公演。でも、今日の名古屋は名古屋で、特別なものにできるようにちゃんとがんばります」みたいなことを仰ってたはず。
あと、噛みまくってしまって、マイクを外して横向いて笑ってる姿がめちゃくちゃキュートでした。

 

 

 

4.いちばん小さなプラネタリウム

ダンサーさんも登場して、華やかに明るく歌い踊ってくれました。

「さめないでDream 20年」を「36年」に替えて歌ってくれました!
36年ってすごいなぁ。36年前にまだ生まれてないファンもいるんですよ。わたしの他にもいっぱい!

「いつか見たカシオペア」の高音と声量に圧倒された…!!!

デビューして間もないころのアルバム曲も歌ってくれるなんて、
後追いファン、必死に履修した甲斐がありました。

 

 

 

5.こわがらないで、天使

青色のライティングに照らされながら歌う植草さんは本当に美しかった。

一番印象的だったのは、歌い終えた後のアウトロ部分で、天に向かって伸ばした手の指先を見つめてた植草さんの瞳。
光に満ちてキラキラしていて、劇画から飛び出てきたようでした。

最後に重ねていた指先を離したとき、何が舞ったのかな。

 

 

 

【MC・準備タイム】

ダンサーさん2人を交えて、「お約束の曲」のための靴やジャケットを身につけながらおしゃべり。
植草さんをしっかりと立てつつ、明るく盛り上げてくれるうなぎパイボーイ&納豆とメロンの茨城ボーイのお二人、お見事でした!

茨城県ボーイこと 萩原悠さん、ダンサーさんの中でもひときわ目を惹く存在でした。
曲にあわせた表情と、一本一本の指先まで洗練された踊り方がとても印象に残っています。

 

 

 

6.Super Star

後追いファンであるわたしの夢のひとつが叶った瞬間でした…!
植草さんのSuper Star、生で聴くことができて、タップダンスまで観ることができて、本当によかった。
タップで横並びになって膝たたくダンス(?)、
ダンサーさんもみんな楽しそうな表情で、とにかく幸せでした!!!

 

 

 

【MC・乾杯】

ディナーショーならではのお楽しみ!
と思ってドキドキしていたら、植草さんが「みんなにお願いがあるんだけど…」と。
いやいや、そんな頼み方されたら断れる人いないからね!?!?と思った次の瞬間、

「みんなと一緒に写真を撮りたい」と……

狂喜乱舞する客席!!!
わたしもお隣の方と思わず顔を見合わせてしまいました。

舞台袖から、TeamKUグッズのケースをつけたスマホを持ち込むと、
その場でぽちぽちしてカメラを起動する植草さん…
とにかくこの状況が信じられなかった。

しかも「ツイッターにあげます!」宣言…!
(「すぐにはあげられないかもしれないけど(笑)」(←ニュアンス)と言いつつ、
終演後ロビーでフォロワーさんとお話してる頃にはもうあがってました。スパダリかな?)

にしても、植草さんが限りなく客席側に寄ってくれたことで、ファンとの距離が近くてビビる。

名古屋DSで初めての試み、本当に本当に本っ当に嬉しかったです。
植草さんの「楽しかった!」が、わたしたちと共有した時間だということが本当に奇跡のよう。

 

植草さんありがとう!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

【お食事】

 

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シーフードと合鴨・茸のパテ グルマンド


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ニョッキと甲殻のスープ "ビスク"トマト風味


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帆立貝のムース、真鯛とずわい蟹の赤ピーマンソース


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国産牛フィレ肉とラタトゥイユ サラマンドル焼き マデールソース


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アーモンドプラリネとフランボワーズ二色のアイス メレンゲ包み焼き フルーツ添え

 

料理名がさながら呪文。

胸がいっぱい過ぎて、ご飯どころじゃない!!!とか思ってたくせに、完食しました。
ただ、お味は全部「おいしいな…」くらいしかわからなかったです。
カニは特に味わっていただきましたが(笑)
そしてテーブルマナー、大事ですね。もっと勉強します。
お食事中のBGMで、個人的に好きなCarly Rae Jepsenの曲が流れていて嬉しかったです。

 

 

 

後半

7.GATE

ここまでで一番、心待ちにしてた曲。
ステージ中央から登場した植草さんの、強く強くまっすぐなまなざしに、一撃で心の真ん中を射抜かれました…
そう、わたしは『GATE』にこれを求めてた。
MVやパフォーマンス映像が存在しないこの曲に対する、わたしの理想のひとかけらが、現実として目の前に広がった瞬間でした。

「瓦礫に咲く花が」という植草さんパートがわたしは大好きで。
これを生で聴けた瞬間、もう悔いはない…と思いました(この考えはのちに改めることになる)。
原キーより少し低めだったんですが、全然原キー行けるんじゃ!?と思いました。
ダンスもとにかくバリバリ、ダンサーさんやギター、ベースの方もとにかくエネルギーに満ち溢れていて、会場全体のボルテージが一気に上がったのを感じた!!

 

 

8.WORKING WOMAN

これは、ダンサーさんの振りがとっても印象的でした。
世の中のいろんなWORKING WOMANを再現するような振付。

『トワイライト・フィーリング』と同じく、サビの手振りを一緒にやりたかったのですが、またまた不勉強ゆえのためらいが勝ってしまった…

最後の植草さんの、ジャケットに触れるキメポーズがめっっっちゃくちゃかっこよかった。
「可愛い」と「かっこいい」の両刀使いの植草さんですが、
男性的なかっこいい面を出されると、すぐにクラっといっちゃいそうになります。
あまり免疫がないので…

 

 

 

9.My Little Simple Words

限定盤で聴いたあの優しい歌声だ…!って、素直に嬉しくなりました。
身体全体、身体の周りの空間ごと植草さんの歌声に包まれるような感覚で、とっても幸せでした。
他の方のレポでも拝見したことですが、
「バラとキッスと ケーキを添えて」には本当に心が動かされました。

あ、最後の"I love you"はなかった!(笑)

 

 

【MC】

『My Little Simple Words』について。
「KO TO BA」ははじめ「Sim-ple Words」だったそう。
しかし植草さんからディレクターの鎌田さんに提案して、いまの形になったんだとか!
わたしはこのエピソード初知りでした。
「言葉」を大切にしたい植草さんのお話。

 

 

 

10.君を旅して知っている

やっぱりイントロが最高。
アップテンポのクールな曲を、甘い歌声の持ち主が歌うと、破壊力が増しますね!

これ、踊りながら3人分歌うのすごくないですか?
ブレスとるタイミングなさすぎでは…
しかもここから次の曲につながるという!

 

 

11.サクセス・ストリート

さすが植草さん。
この曲は間違いなく植草さんが主役、安定感が半端なかったです。
いい意味で、若いころと全然変わらない。
「つかもうぜ hit the road」のクネクネするダンス(伝われ)があって、
「これ~!!!」となりました。

 

 

 

12.ロングタイム・ロマンス

この曲のイントロで、超個人的ですがヤバい出来事があったんです。
イントロで、ステージから隅のお立ち台に移動するんですが、
ステージを降りる前になぜか階段の前で止まって「降りそうで降りない」フェイントをかけられて(笑)
そのフェイントの間2秒ほど、

 

植草さんとわたし、

目が合ってた…

気がする… 


植草さんと見つめ合うこと2秒。

わたしの真後ろや真横の方をロックオンしてた可能性も大いにありますけど、
こういうのはこちらの捉え方次第だと思いますので(やや暴論)!

 

 

【MC】

ソロ曲のお話。
アルバム制作時に選べる時と、これをやりなさいって渡される時があったそう。
時には、他のメンバーの曲がうらやましくなることもあったんですって。
「僕の曲じゃないのをやるので、一生懸命歌います。聴いてください」
ときたので、わたしは予習通り、錦織さんのあの曲がくる!と心構えをしていたところに聴こえてきたのは…

 

『HEARTS』。

 

わたし、本当に知らなくて。もうパニックでした。
思い出しているいまも、心臓が痛いくらいです。
ていうか、あの一和音で会場の空気が一気に変わった気がした。
気のせいかもしれないけれど…

 

13.HEARTS

繊細さ。優しさ。愛おしさ。言葉に表しきれない感情の詰まった歌声で、一言一言をかみしめるように、そしてこわれものに触れるように優しく歌ってくれました。
ソロ曲シャッフルって、本当にわたしの夢なんですよね。
よく妄想するんですけど、まさか大好きな東山さんの曲を植草さんが同じ空間で歌ってくれるなんて… それもここ名古屋で。
わたしは本当に幸せ者です。たぶん2021年の運、これで全部使い果たしました。

あとは改めてこの曲、難曲なんだなって思いました。植草さん、持ち歌じゃないのに素敵に歌い上げてくれてありがとうございました。

でももちろん、『FRIDAY NIGHT』も聴きたかったよ!
強欲なオタク過ぎて自分でも呆れますが。(笑)

 

 

 

14.@リンゴ

ライブパフォーマンスにもってこいの曲!

バンドの皆さんも大いに気合が入ってました。
照明も印象的でした。
ステージ後方の"SHOW&TIME"の文字色が歌に合わせて(「♪強・制・終了」のとことか!)ピカピカ光っていて、観ていて楽しかったです。

「@のリーンーゴ~~♪」で、胸の前でマル?アットマーク?書いて、客席にぶん投げる振付がとっても愉快で可愛かったなあ。

間奏ではバンドメンバーさん、ダンサーさんの紹介も。

SAYGO'Sの紹介の時に、名前を呼ぶダンサーさんの位置と、植草さんが指さす方向が全然違っててちょっと笑いました(笑)
でも可愛いからOKです。
そして4人を紹介し終えた後、「みんな~踊って~~!1,2,3,4!!」って振るんだけど、
その「1,2,3,4!!」のカウントが、曲と盛大にズレてしまって、
ドラマーさんと植草さん顔を見合わせて大爆笑www
めちゃめちゃ愛おしかったです。仲いいんだなぁとほっこりしました。

 

 

 

15.レイニー・エクスプレス

『@リンゴ』でひとしきり暴れてからのこの曲です。
肺活量とんでもないな…!!

サビの「エクスプレス」のポーズがオリジナルのそれで…
映像で観たあれが目の前で起こっていることに感動しました(後追いファンの典型的感想)。

 

 

 

16.じれったいね

ここらへんまでくるともう、静かに発狂しそうでした…(静かな発狂とは)

 

これが観られてほんとうに嬉しかった…指先まで美しかったです。

 

 

 

17.デカメロン伝説

あの可愛い首の振付を!生で観られました!

キレッキレなダンサーのお二人が錦織さん、東山さんのポジションで踊って、
植草さんが「きーみだけ」でひょこっと顔を出すあれが目の前で繰り広げられていた…!
感無量です。
これだけ踊って歌がそんなに乱れないって、植草さんの心肺機能どうなってんだ…(n回目)と思わされた瞬間でした。

 

 

 

18.まいったネ 今夜

『愛の手紙に』に続き本日二回目の、記憶ないゾーン。
いや、もう呆気にとられてしまって…
いま振り返るなら、ただ、この怒涛のメドレーを一瞬たりとも手を抜かず、全力でパフォーマンスしてくれることへの感謝の念しかないかな。

 

19.君だけに

どうしても、3人のイメージが強いこの曲。
構成的にも、歌い継ぎを大前提として作られているので、ひとりで歌うことは本当に負担も大きかったと思います。

「僕はさびしさと ともに生れたよ」の直後に低音で「夜が星空を」って入るところ、植草さんがすごく頑張っているのを観て、聴いて、どうしても胸が苦しくなっちゃったな。

マイクスタンドを持って跪き歌うパートも、最後のスナップも、すべて彼の決意を感じた…
というか、彼の背後に光る"SHOW&TIME 2021"の文字をぼんやりと眺めながら、わたしは勝手にそう捉えてしまいました。
「少年隊」に響きのよく似たこのタイトルを掲げて再出発する意味を、深く考えさせられた一曲でした。

 

 

 

20.仮面舞踏会

もー!植草さんはどこまで我々を喜ばせてくれるのか!!!
イントロで跪いてポーズを決める植草さん、下ハモで(←これ重要)「Tonight ya ya ya ...」を歌う植草さん、そして「I want you, no no no」、後追いファンの夢が詰まってた…
本当にありがとうございました。

 

 

【MC】

大げさにヨロヨロしながら登場する植草さん(笑)
開口一番「なーんでこんなに選んじゃったんだろーな!?」www

そこまでして全力でファンを楽しませてくれて、本当にありがとうございますの気持ちでいっぱい。
植草さん曰く、『デカメロン伝説』の「ああデカメロン~wow♪ 」の振りで、「腰がたーいー」なんだそうです。(笑)

あと、ダンスの話で、「僕がワンテンポ遅れてるとか、人の振り見て踊ってるとか言われてきましたが、そんなことないんですよ!?あの二人が早取りしてるだけ!僕はちゃーんとオンビートです」(←ニュアンス)と仰ってました。
これは確かに知られるべき事実!
この日のパフォーマンスだって、わたし(素人ですが)から見て植草さんが振り遅れてるって気づいたところはひとつもなかったもの。
全部で20曲以上やってこれって、やっぱりプロの仕事だと思います。

 

 

 

21.Baby Baby Baby

もうすでに拍手と手拍子のしすぎで手が痛いんですが、精いっぱい手拍子を。
なんで植草さんの声ってこんなに可愛いんだろう。
いや、可愛いだけじゃないんだけど…!!

さっきまで「体力がキツい」みたいな話をしてたとは思えないパワフルなパフォーマンスを見せてくれました。

「車を寄せた」のときのダンサーさんの振りが、シートベルトだったり、車のハンドルだったりで(語彙力)可愛かったです。

 

 

 

 

22.We'll Be Together

ステージを降り、会場四隅のお立ち台とバックのステージを周って歌ってくれました。

別れた時より 素晴らしい場面を創り出すために さよなら言います

やがて来る明日を 楽しみにしてます

わたしたちは、この夢のような時間の中に永遠にいることはできないけれど、
明日からはこの記憶とともに生きていけるんだ、って、前向きな気持ちにさせた曲。

 

ここで一旦、会場後方のステージ裏へはける植草さん。
SHOW&TIME Tシャツ+黄色のジャケットに着替えて、再び登場!

 

 

23.パーティーが終わっても

終わってしまうのはもちろん寂しいけれど、この曲で終わりを迎えるのってずっと憧れてた。
「このままずっと恋人でいたいね」が聴けてもう本当に、後追いファンの夢叶いまくりです。

間奏で「今日は本当にどうもありがとうございました。本当に俺、嬉しい!またね!」(←ニュアンス)。
「本当に俺、嬉しい!」が心の底からの感情なんだなって伝わってきて、本当にこちらも嬉しかった。

 

 

【MC】

次に披露する新曲が収録されるCDについて。
同じく収録されるバラードの作詞は、植草さんご自身でされたそう。
「これ言っていいのかな…」と言いつつ、もう完成したCDは手元に届いていて、ジャケットはかなりお気に入りなんだとか。
楽しみすぎる…!!!

 

 

 

24.SHOW&TIME

これね、めっちゃ楽しい曲!!
少年隊の楽曲で例えるなら『FUN DANCE』系統です。スウィングジャズ?

サビ終わりの「君とSHOW&TIME」の「TIME」で、首をこてんとする振付が可愛すぎてつらかった!!!!!!
この振りが入ったMV公開を切に望みます。

前述のとおり、CDが出るということなので、またその時はブログ書くぞ!!
(余談ですが、『Cafe Uncle Cinnamon』の記事も一応執筆中…公開まで頑張ります)

 

 

 

【アンコール】

大げさにヨロヨロしながら(2回目)今度はハイハイのように這って出てくる植草さん(笑)
「もうボロボロなんですけど!!!」とか言いつつ、最後まで本当に本当に頑張ってくれました。

キーボードの方に最初の和音を弾いてもらい、歌い出しの音程を確認する植草さん。

 

 

 

25.グッバイ・カウント・ダウン

これね、歌い出しめちゃくちゃ難しいよね。わかります。
でもさすがは植草さん、きっちり決めてくれました。

サビの「54321 Yeah」で、みんなで片手で数字をつくって、イェーイ!って手を突き上げて盛り上がれたのが本当に楽しかった!

 

アルバム『TIME-19』に収録されている曲なのもあってか、これから植草さんはどこか別の星に帰るのでは?と思うほど、ステージ上の植草さんは本当にキラキラしてました。
なにより、こんな素敵な55歳いる…?って疑問が何度も頭に浮かびました…

 

最後、ステージ中央後方にはけてから、扉?が閉まっても、
両手だけ上に伸ばして見せてくれて、最後までお茶目でかわいらしい植草さんでした。

 

 

 

 

 

おわりに

心から幸せな時間でした。
他担だしな…と思うところもありましたが、本当に行ってよかったです。

植草さんだけでなく、ダンサーとバンドの皆さん、
舞台裏方、事務局、名古屋観光ホテルの各スタッフさんをはじめ、すべての関係者の方々と、
大変な状況を経て、エンタメの催しができるようになった世の中に感謝です。
(まるで出演者の一員のようなコメントですが、本心です)

 

個人的に惜しかったポイント。

ディナーのみの参加だったため、『Season of Love』を逃したこと!!!
それと、入りそうだと思っていた『The longest night』がセトリになかったこと。

これらは、来年以降に期待します!叶いますように。

 

ファンの前でステージに立つ植草さんは、本当に幸せそうで。
なによりもステージがよく似合う彼のために、
これからもこのような場があり続けてほしいなと願わずにはいられませんでした。

そしてこれからも、その場に駆けつけられるファンでいられたらわたしは嬉しいな。

『GATE』聴いた時に、もう死んでもいい…と一瞬思ったけど、それは嘘でした(笑)

 

 

 

 

最高のエンターテイナーでSuper Starな、植草克秀さんが好きだ~!!!