Where the Sun Rises

あなたのことを覚えておくために

『少年隊 35th Anniversary BEST 通常盤』Disc 3

 

Disc 1 , Disc 2 の続きです。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
ついに最後です!

 

 

 

【Disc 3】

1.あなたに今Good-bye

都会を横切る東山さんLOVEなゆらりです。

1984年、デビュービデオのリード曲として世に放たれたこの曲が、まさか36年の時を経て音源化されるとは、本当に驚きました。個人的にはこの音源だけでも、アルバム代の元取れてると思います。

Bメロの女性コーラスはもちろんなんですが、ストリングスの裏メロディーがめちゃくちゃいい仕事してますので、ぜひ一度耳を傾けてほしいです。

 

 

 

2.あいつとララバイ

これでもかというくらいに、元気はつらつな少年隊!「赤い夕陽に背中を向けて」の植草さんのがなり方が絶妙で好き。錦織さんの「ひとり今バイクにとーびのおー"っ"た」も、ビートのわかってる人の歌い方だ〜!ってなります。

ソロパートが全然もらえず不憫な自担ですら、頑張り様に愛おしくなってしまいます。

間奏、アウトロの謎おじさんによる英語パート、じわります。

 

 

3.トワイライト・フィーリング

ゆらり的に伝説に残るこの曲、なぜなら自担が一文字もソロで歌っていない。それでも名曲は名曲です。

錦織さんが「君に好きと言えたら」を一息で歌い上げるパートが好きです。この歌声に色を付けるなら、天気のいい日の夕方の空のようなピンク色って感じがする。

武道館コンサートでは"Twilight"の節の区切り方が違ったのが不思議。なぜそこでマイナーチェンジ…

 

 

4.感じだね……デラ

なぜここへ来て音源化!?いや、嬉しいんですけど!!!!!

1番Bメロの「踊るときめきの Yellow」、植草さんの「ときめきの」の歌い方にめちゃくちゃセンスを感じるので注目です。ちなみに2番はまた違う印象の歌い方に変わるのが面白い!

お菓子のCM、それもフレッシュな若いアイドルが出演するCM曲なのに、マイナーコードなのが不思議すぎる。「チョコレートは明治♪」の有名なあのCMソングもマイナーだけど、なんか関係あるのかな?

 

 

5.春風にイイネ!

THE・80年代アイドル!感がある。
この頃から少年隊を追えてたら楽しかっただろうなぁと思いをはせる、平成生まれの後追いファンです。

錦織さん、植草さんのキラキラアイドル感とは対照的に、東山さんのソロパートがうぶっぽくて可愛い。
(最近の雑誌インタビューでは、後輩・なにわ男子のデビュー曲にひっかけて「『初心』は忘れた(笑)」とか言ってましたけどww)

 

 

6.ONE STEP BEYOND

「日本発、世界行」の切符はどこへ置いてきてしまったのだろう。それとも少年隊が、時代を置いて行ってしまったのか…本当にもったいない。

時代が時代なら、Nicky, Katsu, Higashiは世界でフィーバーを起こせたと思います。

幻のアメリカデビューシングルはどこへ消えたの!?

 

 

 

7.レイニー・エクスプレス

担タレなので、マイナーコードの曲はもれなく好きです(何回目?)
贔屓目で恐縮ですが、東山さんがひときわ輝く曲がこれだと思います。哀愁、未練、そんな曲を歌わせたらピカイチ。

錦織さんと植草さんの繊細さ、若さゆえの脆さも相まって、少年隊の引き出しの多さを感じる一曲。

 

 

 

8.サクセス・ストリート

「SHOW&TIME」でも力強い歌声が印象的だった、植草さんがスーパーフィーチャーされた一曲。これでデビューしていたら、少年隊はどういう道を歩んでいたのだろう。

歌詞が全編英語だったら、海外でも広く受け入れられそうな曲だなと思いました。

先日の『SHOW&TIME』でのこの曲のパフォーマンス、すごくなかったですか!?
全然衰えを感じなかったです。

 

 

 

 

9.星屑のスパンコール

公式からこんな夢小説みたいな曲が出てていいんか…(え)
本物のアイドルが、アイドルとファンの物語を歌う。この世界観、嫌いなオタクいなくない?

徹頭徹尾アイドルでいてくれる少年隊を象徴するような曲と思います。ジャニーズで長きにわたって歌い継がれるのも理解できます。

パート割りのリレー感が最高というか、サビ前に錦織さんが畳み掛けてくる感じが好きです。

 

 

 

10.ヴギウギ・キャット!

振り幅~!!!この曲で、ライブで暴れたい人生でした。

この曲は理屈で語るべきでない。「脳みそがしびれてくる」感覚を楽しむためにある曲だ。

何度聴いても「君はスペシャルダーリンッ⤴︎ 」にツボる。全く、罪な美人猫さんですね…

 

 

 

11.First Memory

清涼感がありつつもサウンドが軽くなく、ストリングス強めのオーケストレーションが壮大で好きな一曲です。

この曲に似合うのは、夏が過ぎて涼しくなってきた秋の、よく晴れた日曜日の午前9時って感じがする!(細かい)ほどよい脱力感が好みです。

 

 

 

 

12.愛の手紙

CD音源を手に入れることが難しく、収録されてものすごく嬉しかった一曲。

マイナーコードの曲にハズレ無し。

歌の部分は言わずもがな、イントロ、間奏、アウトロが切なさを追い込んできます。

歌声も聴きたい、ベースラインも聴きたい、ストリングスも…と、切なさに浸る一方で耳が忙しいです。

 

 

 

13.PGF

歌詞が男性目線であることで、色々考えさせられるなぁと勝手に深読みしています。

「からだの線や髪形に僕は ときめいていたわけじゃないよ」

なんかこう、第一声でくるこのフォローの仕方がね。男心ってこんな感じなんですかね。及川眠子先生はマジで凄いです(語彙力)

 

 

 

 

14.The longest night

少年隊にふさわしい、珠玉の名曲。ファンの間で圧倒的人気を誇るのも納得です。

男声コーラスとピアノがお洒落に厚みを出していて、錦織さんが仰る通り、とてもラグジュアリー。

間奏で英語をささやいてるのが聞こえると思うんですけど、誰がどの声かいつまでたっても全然わからない(笑)調査ご協力求む。

ファンになって以降、毎年冬になるとヘビロテします。まあ、季節を問わず、夜にお出かけする前には聴きたくなってつい聴いてしまうのだけど…
特に冬至の日には欠かさずこの曲を聴いています。

12月12日はちょうどクリスマスを控えて、「街はまるで toy box」な時期ですよね。1年の中でもこの時期が好きな人ってかなり多いはず!少年隊の大切な記念日もあり、ワクワクキラキラした冬が好きです。

 

 

 

おわりに

1~3まで通して最後までご覧くださった方、途中飛ばし飛ばしでもここまでたどり着いてくださった方、どなた様も本当にありがとうございます。

ガチで間に合わないと思って焦りましたが、なんとか間に合い(間に合わせ)ました。なんやかんや自分が好きでやってることなので、焦りつつも楽しかったです。

次の一年も、お三方のお仕事でなんだかブログネタに恵まれそうな気配があり、嬉しいです。限定盤の記事は…またそのうち…(笑)

改めて、少年隊は締めくくりに素敵なアルバムを残してくれたなあと、嬉しく思いました。感謝。これからもずっと大切にしたいです。