Where the Sun Rises

ド新規後追い隊ファンの戯言

舞台『チョコレートドーナツ』感想

はじめに

ご覧いただきありがとうございます!

舞台『チョコレートドーナツ』を一介のヒガシファン(新規)が観劇した感想です。ちなみに運良く複数回観劇することができたのでそれぞれの回のをまとめて書いてます。

観劇の感想ブログなんて初めて書くので、要領がよくわかってないのですが、まずは印象に残ったシーンをかいつまんで、なるべく順を追って書いてみます。記憶を頼りに書いているので順番が前後していたり、台詞等も正確ではないかもしれませんが、広い心で見て頂ければと思います。

 

1幕

谷原章介さん扮するポールが、裁判に関わった人々へ送った手紙を読み上げる場面からこの舞台は始まります。谷原さんのあの低音ボイスに、一気に物語の世界へ引き込まれました。いや、本当に良い声だった…

 

舞台は替わり、東山紀之さん扮するルディとドラァグクイーン仲間たちが"Come To Me"にのせて踊るショーパブへ。そこへポールがおずおずと入ってくるやいなや、ルディは一瞬で彼をロックオン!ポールを見つけたあの瞬間のルディは本当に可愛かった。視線とダンスでポールを誘惑するルディは本当に色っぽくて、小悪魔っぽくて…!!
ちなみにこの時のお衣装は、この動画に出てくる金のキラキラドレス。

youtu.be

激深スリット(?これはスリットなのか???)からのぞくガーターとおみ足を死ぬほどガン見してしまった。いや、あれは見るなという方が無理です。ハイヒールの分を抜きにしても股下3kmくらいあるんかと思ったし、つるっつるでお綺麗でした。あと胸筋がすんごかった。ていうか足だけじゃなくて、見えてる肌という肌がぜんぶツヤツヤで美しかった。54歳男性とは…?

 

一目で互いに惹かれあい、初めて言葉を交わす二人。「裏口で待ってて」とかわいくささやいて去っていくルディに、わたしがメロメロになってしまいました。

 

ポールを部屋に招いたルディは、なんとポールの服をいきなり脱がす!ズボンまで下ろされてパンツ一丁になっちゃってて普通にびっくりしました(笑)

ゲイバーの踊り子と関係を持つなんて初めてで、勝手のわからないポール。ルディと夜を共にするためにお金を渡そうとしてしまうのですが、「私は安くも軽くもないの。出てって!」と激高し追い払うルディが印象的でした。ルディの最大の欠点であり、最大の魅力の一つでもある、感情の起伏の激しさが最初に見えた瞬間。

 

このあたりでルディは、爆音で音楽をかけ始めた隣人・マリアンナと口論に。マリアンナ、ガチで怖かったです。捨て台詞も、それコンプラOK大丈夫?というような暴言で… ヤク中女を演じきったまりゑさんのお芝居、鳥肌レベルでした。実は彼女、ルディが憧れるベット・ミドラー役、そしてハロウィンパーティのシンガー役として歌も披露なさってたのですが、これまた美声で!魂を突き動かすような熱唱を聴かせてくれました。

 

隣室に乗り込んだルディがマルコを発見した後、大家さんが家賃を取り立てにくるシーン。原作映画の「”明日は今日じゃない”って、あんた哲学者?」というセリフがここにもあって、おぉっとなりました。

 

それから、ルディがお腹をすかせたマルコにチーズとクラッカーを与えるシーンも。映画の「チャンピオンの朝食よ」「フランス人もこれを」というセリフがわたしは大好きなのですが、「最高の夕食よ!フランス人はみーんなこれが大好きなの。ボンジュール、マルコ!ジュテーム、ボナペティ!うふふ♡」(←とりあえず知ってるフランス語ぜんぶ言うの超かわいい)みたいな形で再現されてて嬉しかった…!こういう楽しみ方ができたのも、予習できる原作があったからこそだなぁ。ありがたみ。

 

また別のショーパブのシーンでは、ルディとドラァグクイーンたちが黒のボンデージ?姿(!)でムチ(!!)をもってステージに登場するんですけど、このお衣装が本当にヤバすぎてヤバすぎて失神するかと思った。東山さんがテレビで言ってた「SM女王みたいな衣装」はこれか、と…… 上下セパレートで、上は素肌にノースリーブで前をあけたベスト(?)、下はきわどすぎるホットパンツ、おまけに頭にはポリスハットのあのお衣装…今思い出しても息が止まりそうになります。

しかも、ここからがもっとすごくて。このお衣装から着替えてバスローブを羽織る前に、楽屋にやってきたポールと話しながら、ついたても何もない場所で上の服をいったん脱いでしまうんです。つまり、バスローブを羽織る直前の一瞬、上裸……「え、こんなん見せて大丈夫?」って本気で思いました。ちなみにわたしが観劇したときのお隣のお姉さまは、彼が上裸になった瞬間「ハッッッ…」っと息をのんでました(笑)あれは忘れられん。

 

そのシーンの続きで、映画にもあったFキーのブルースにのせてルディが自身の生い立ちを歌い語る場面。ここもまたすごかった。バスローブ+裸足姿のおみ足again…

ポールに正直さを褒められたルディが、「私のどんなところがすごい?もっと言って」と、キラキラした瞳でポールを見つめるのがすごく健気でかわいらしかったです。そして原作映画のルディは歌い出す前、ポールに「かわいく座ってて」と言いますが、舞台では確か「座っていい子にしてて」になってたと思います。ここでおしゃべりデートがチラつくのが隊ファンの性…?

「♪稼いだお金は全部、家賃ですぐパー!」みたいな歌詞があるんですけど、その「パー!」の部分でルディさん、ピアノの上に座った状態で大開脚するんですよ(そして「パー!」の声の張りがすごい)。先ほどの黒ボンデージで峠は越えたと思っていた(?)ので、ヒッッッってなりました。でもこの生い立ち紹介ソングはすごく好きです。
あと、「♪ふりきりで…」という歌詞の「」がめっちゃ東山さんのた行だった。(笑)

歌を褒められたルディがポールに抱きつくシーン。ルディはバスローブを脱いだ時に、ついでにブーツも脱いで裸足になっていたので、抱きついたルディはちょっとだけポールより背が低くて。ハグした時の身長差にちょっとキュンとしたのは内緒です…

 

そのあと最初の裁判等々があり、マルコの暫定的緊急監護権を得たルディとポールが、ポールの家に作った子供部屋へマルコを連れて帰るシーン。子供部屋のセットが本当に可愛らしかった。「これが、ぼくの、おうち?」とうれし涙をこぼす彼につられて涙腺が緩みました。

ここからがわたしの大好きなシーン。マルコが棚にあるオルゴールの蓋を開けると、素敵なメロディが流れ出して。ハッピーエンドのお話を聞かせてほしいとねだるマルコに、原作映画のルディは自作の物語を語って聞かせるんですが、舞台では、流れているオルゴールのメロディに合わせてルディが歌い出すんです。魔法が使える少年と、パパとママと、気難しい妹のロラベルのお話。ルディが歌い出すと、オルゴールに加えてバックバンドの演奏も入ってきて、とても幸せなシーンでした。

観劇後にパンフレットを読んで知ったのですが、この曲は『魔法の少年マルコ』という題で、エミレオ役のエミ・エレオノーラさんが作曲されたそう。東山さんの声の魅力がよく表れるようなキーでつくられていたこの曲、本当に素敵でした。オリジナルと思われるこの曲だけでも、映像や音源として残してほしい…

 

プロデューサーに送るデモテープにルディが自分の歌声を吹き込む場面。スローバージョンの"Come To Me"を聴くうちに、ルディの向こう側に東山紀之さんが一瞬見える感じがしました。彼の仕草や魅せ方は間違いなくルディそのものなのですが、歌の場面になると、「あ、そうだ、この人は東山さんだ…」と思わせられるんです。ストレート以上ビブラート未満のロングトーンのゆらぐ感じとか、ちょっと独特なタ行の発音とか、少し鼻にかかった歌声とか…そんな歌の癖や特徴は、少年隊の曲で聴いた「ヒガシ」のそれと同じだったからかな。

 

ポールが職場の上司・ウィルソンに招待されたハロウィンパーティーに出向く場面では、ルディが"ポールの妻"としてマルコを連れて現れます。この時のルディの、『アダムス・ファミリー』のモーティシアに扮した黒いロングドレス姿がまた美しくて!妃海風さん扮するモニカの白雪姫や、マルコのフランケンシュタインの仮装もかわいらしかったなぁ。モニカとマルコが手をつないで踊っている姿がほほえましかったです。パーティーを盛り上げるシンガーが歌っていた"Don't Leave Me This Way"が素晴らしかったです。ソウルフルな歌声!

 

楽しいパーティーの裏で、差別を目の当たりにし激しく憤るルディと口論になるポール。家族3人での幸せを望みつつも、まだ完全には覚悟を決め切れていないポールの葛藤がうかがえる場面でした。

 

マルコの世話をしていたために、遅刻ギリギリでショーパブへ出勤してきたルディ。先に楽屋にいたドラァグクイーン仲間のキャリーから心ない言葉をかけられ、精神的に追い詰められたまま、ステージに上がります。

ここでまた新しいステージ衣装が。今度はピンク色にお花が沢山ちりばめられた、妖精のように可愛らしいデザイン(ネオ阿佐ヶ谷姉妹…と思ってしまったのは本当にすみません)。前述の楽屋でのシーンで、キャリーが話している間ルディは鏡に向かいメイクをしていたのですが、そこでおそらく、ドレスに合わせたピンク色のアイシャドウとリップを実際に塗っていたような気がします(気のせい?でも、1幕最後のシーンなので、この後お化粧替えしようと思ったらできるしな…などと考えてました)。とにかくここのショーシーンは、ドレスもウィッグもすべてがとってもファンシー。リップシンクの曲"I'll Never Love This Way Again"も素敵でした。「♪あなたは私のそばでいつも ただ笑ってくれた 無邪気に」というような歌詞が、マルコに重なって聴こえて。

ピンクの大きな羽根扇を持ったドラァグクイーンたちに囲まれて踊るルディ。しかし次第に表情が曇っていき、ドレスの一部やウィッグを投げ捨ててステージから逃げ出してしまうところで、1幕は終わります。

 

ここまでの1幕が約60分なんですけど、体感20分くらいだった。その分、続きも気になるしで、幕間の休憩20分間は体感時間40分くらいに感じました(笑)

 

2幕

ご覧になった方、2幕の最初、びっくりしませんでしたか?十字架を手にした三角白頭巾の集団、クー・クラックス・クランKKK)が、アップテンポの楽しげな"America The Beautiful"にのせて踊っているネイティブ・アメリカンを…
映画にはない描写ですが、アメリカにおける差別問題を語るにあたって、確かに白人至上主義、KKKは無視できない存在だと思い出させられました。

 

2幕では裁判シーンがメインの見所になってきます。法廷の椅子でルディは、ちゃんとお膝をくっつけて、脚をそろえて座っていてさすがだなぁと。裁判シーンで印象に残っているのはやはり高畑淳子さん扮するマイヤーソン判事。彼女が入廷すると、それだけで空気が一変したのが分かりました。

 

また、敵対する立場のランバート弁護士も登場し、ルディとポールの立場はますます不利になっていきます。極めつけは、検事局が仲立ちして早期仮釈放させたマリアンナに、母親として監護権回復を求めさせる事態になり、窮地に追い込まれる。原作映画でこの流れは知ってはいましたが、やはり観ていて苦しかったです。

 

失意のルディはかつて働いていたショーパブへ。「♪愛なんて どこにもないの…」エミレオのピアノにのせて"Love Don't Live Here Anymore"を歌います。エミレオがピアノを弾きながら、うつむくルディの顔を心配そうにのぞき込んでいたのをよく覚えています。

そしてここで、ルディによくしてくれていたオーナーが現れて、ハリウッドのクラブからシンガーとしてルディにオファーがあったと告げます。オーナーは原作映画には出てこない人物ですが、ルディにとっても、観ている側のわたしにとってもある意味救いの存在になってくれたので、いてくれてよかった。

 

そして迎えた控訴裁判の日。多くの難しい裁判を扱ってきた黒人弁護士をつけたルディとポールでしたが、判決は覆ることなく… ここからはもう本当につらくて。映画を観た時よりも、目の前で判決が下される舞台を観ている方が、より心を締めつけられる思いでした。

 

最後は、ルディがハリウッドのクラブで"I Shall Be Released"を歌う場面。心の底から歌うルディの歌声と姿から、ルディが本当に届けたかったメッセージが伝わってきましたし、ルディの向こう側に東山さんが見えたような気もして、この感情は正直どう表現したらいいか今もわからずにいます。及川眠子さんの美しい訳詞もとても心に響きました。

 

この行き場のない思いは、カーテンコールで演者とバックバンドの皆さんの笑顔を観て、やっと少しだけ救われた気がしました。
特に印象的だったのは、高畑淳子さん。最後に舞台に現れてもなお、マイヤーソン判事が法廷で見せていたような表情を崩さなかったのに、スポットが当たったその瞬間にすべてを解放したような笑顔になっていて…あの笑顔は忘れられません。

最後にルディ、マルコ、ポールが手をつないで笑顔で舞台へ。高橋永くん/丹下開登くんを愛おしそうに見つめる東山さんと谷原さんの笑顔が本当にまぶしかったです。

東山さんのファンになって一年半、彼の三方礼をこの目で観る日がこんなにも早く訪れるとは思っていなくて。本当に、無事に観劇できて良かったな、という気持ちでいっぱいになりました。

 

雑感

ここからは全体を振り返った感想です。

 

1幕、2幕ともに舞台の使い方や場面の転換の仕方が非常に斬新だなと感じました。壁を活用して舞台をななめ半分だけ使ったり。転換がとにかく多く、演者さんも裏方さんもハードだったと思います。演者さんに関してド素人目線でいうと、暗転してるときにダッシュではけたり定位置につけるのがそもそもすごいこと。それに、あれだけの舞台装置を持って地方公演を回るのは大変なお金も労力もかかるはず。改めて、舞台って色々な方の素晴らしいお仕事の結晶であって、すごいものだなぁと思いました(小学生の感想?)

 

キャリー役の穴沢裕介さんが素晴らしかった!
ルディ以外のドラァグクイーンたちが集まってダンスレッスンをする場面でコーチ役をしていたキャリーはすごく輝いていたし、ルディと対立する場面ではマイノリティとしての苦悩や葛藤を体いっぱいで表現していらっしゃいました。あと、東山さんに負けず劣らず小顔で美脚、スタイルが素晴らしかったです。

 

ポール役の谷原章介さん。
序盤の自分に自信のないおどおどした感じから、中盤の差別を受け入れてしまう場面を経て、最終的には社会的地位のある職を辞してまで、マルコのためルディとともに戦おうとするポールの姿勢の変化が印象的でした。家庭局のヒアリングでついふざけてしまうルディにかけた、「僕は仕事を辞めたんだよ」という台詞が、特に心に残っています。検察官役ということで、法律関係の難しい長ゼリフに加え、ストーリーテラーとしての役割もあり、大変な役どころだったと思いますが、素敵なお芝居を見せて頂きました。余談ですが、前の方のお席で観劇した回では途中で目が合ったような合わなかったような…いえ、合いました(断定)
あとはやっぱりお声が素晴らしくて。ポールは本当にルディとマルコを愛しているんだな、というのがよく伝わってくる、包み込むようなお声だと感じました。

 

最後に、ルディを演じた東山紀之さん。
言うまでもないですが、圧倒的ビジュアルで、ドラァグクイーンといえば!のショーシーンをより華やかに魅せてくれました。そして頭小さすぎ。鼻高すぎ。腰の位置も高すぎ。家庭局のヒアリングでソファーに座った時の座高低すぎ。洋服屋さんにあるよくできたマネキンのようでした(いい例え方が思い浮かばなくてすみません)
それから、想像よりも多く用意されていた歌のシーン。あえて正直に言うならば、原作映画のアラン・カミングの歌(特に "I Shall Be Released")を聴いてからだと、語るように歌う東山さんの歌はほんの少しだけ物足りないかも。でも、東山ルディの魂の叫びはしっかり、十分すぎるくらいに伝わってきました。
先述のマルコにお話を聞かせる場面の歌は、非常に東山さんの持ち味にあっていたように思います。Fキーのブルースにのせて生い立ちを語る歌や、"Love Don't Live Here Anymore"も良かったなあ。みなさんにとって一番印象的だったルディの歌はなんでしたか?

 

 

 

おわりに

死ぬほど長文になってしまいました。でもまだ書き残したことがあるような気もする…ですが一旦ここら辺にしておきます。ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございました!

素晴らしい原作映画、そしてこの舞台に出会えて、さらにそれに主演している大好きな東山さんをこの目で観ることができて、本当に本当に幸せでした。
今回、コロナ禍やそれぞれの事情で観劇が叶わなかった方も、またこの舞台に巡り合える時が来てほしいな、と心の底から願っています…!

 

 

少年隊とわたしの2020年を振り返る

 

はじめに

早いもので、もう2020年最後の日になりました(ありがちな出だし)。

個人的に振り返ってみても色々ありましたが、しっかり「隊ファン」した一年だなと思っています。
そこで今回は勝手に!ゆらり的・少年隊の2020年振り返りです。
激動の一年、印象的だった出来事を1月から順に振り返っていきたいと思います。

自分の中の整理も兼ねていますので、主観(主にヒガシ担目線)が入りまくりますが、広い心で見ていただけるとありがたいです。あと、めっちゃ長いので、目次からお好きなところだけ読むのもありです(笑)

 

 

 

1月

今年は俺の年だ!!

オリンピック楽しみ!!

ニューイヤーメッセージ。明るい一年になるはずでしたよね。

 

大岡越前5』を観ながら、今年もお三方のお仕事がうまくいきますように、あわよくば35周年を記念して少年隊が3人揃うといいな…なんて思ってました。

 

2019年12月からやっていたGCの特別企画にメッセージを送っていたので、植草さんからのサンキューメールが届いて、読んだ瞬間ににやけがとまらなかったのをよーーーく覚えています。一言一句全てが甘くて、糖度高すぎた。今でもたまーに読み返しています。

 

この頃、悪夢の足音はまだ遠く…

 

 

 

2月

サンデーLIVE!!」でも、毎週のように新型コロナウイルスのニュースが伝えられるようになりました。週を追うごとに、コロナ関連に割く時間が長くなっていきましたね。

 

2月といえばバレンタイン!チョコレート大好き東山さん、ESSでチョコレートをもらったことを喜んでて可愛かったです。

 

個人的には、2月に初めてHSCの質問が採用されました!うれしかったなぁ。

『刑事の十字架』という、植草さんが弁護士役で出演しているドラマの再放送を観て、ゾクゾクしたのが印象的でした。

 

 

 

3月

3月最初の水曜日は悲しかったです。『月刊ニッキ』今回をもって終了… 月に一回錦織さんのお声が聴けるのを楽しみにしていたので、とてもショックでした。
演出舞台『毒薬と老嬢』はやむなく中止、『鬼の鎮魂歌』は開幕延期。錦織さんご本人にとってもつらいことが多いはずの中、卒業式を迎えられない子供たちを思いやる錦織さんの優しさが身にしみました。

 

「ドリパス」というサイトで、映画『19 ナインティーン』の再上映のための投票をみんなで頑張った思い出があります。見事リクエストランキング1位をとれましたよね!そういえばあれ、どうなったのかなぁ(笑)

 

3月末には、日テレ大型音楽特番『Premium Music 2020』。ジャニーズヒストリーの企画で、公式アカウントの予告ツイートに少年隊の名前がない!と、えらい騒ぎになりましたね(笑)日テレさん、その節はすみません…
結局、番組ではしっかり少年隊を取り上げていただき、新聞のラテ欄にも「少年隊」の名が。

 

また、『世界まる見えテレビ特捜部』30周年記念SPに東山さんがご出演。レギュラー時代の過去映像(ビジュが1998年!)も流れ、ビートたけしさんや所ジョージさんとの共演で楽しそうにしてる東山さんが印象的でした。

 

あ!マスク姿の植草さんの近影がGCにアップされたのも3月末でした。マスクしててもカッコいい人はカッコいいんだ!

 

 

 

4月

留まることを知らないコロナ。「サンデーLIVE!!」も出演者の数を減らしたり、別室からのリモートになったりして寂しかったですね。スタジオ外からリモート出演の東山さん、寒そうだしちょっとかわいそうだったな。

 

大ニュース!東山さんスマホデビュー!!!最初はノリノリでした、最初は。あとになって「重い」だの「字が小さい」だの(笑)

 

このあたりは、東山さんがESSに積極的にお写真を載せてくれていました。日曜日の更新が楽しみだったな。

 

 

 

5月

個人的な話ですが、自粛で暇だったのでこのブログをはじめました。一番最初に書いた『Prism』の記事は特に沢山の方に読んで頂いて…ありがとうございます。

 

覚えていますか?『MUSIC FAIR』で過去映像が流れました!王子衣装での『君だけに』は天下一品。1990年の錦織さんのビジュアルはドストライクです。

 

そして、5月といえば錦織一清さんのお誕生日~!!!「#錦織一清誕生祭2020」でTwitterは大盛り上がり。GCでのほっこり面白エピソードと、ESSでの「おーい、ニシキ―!」に沸き散らかしました(言い方)。

 

歴史が動いた月でもあります。

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ついに公式YouTubeに東山さんが降臨!
ESSでは未公開シーンも毎日連投される充実のアフターサービス付き。素敵な後輩たちとの動画、編集もおもしろくて大いに楽しめました。

 

 

 

6月

開幕が延期となっていた、坊っちゃん劇場『鬼の鎮魂歌』がついに開幕!12月現在も無事に上演されているようでなによりです。遠方なので観劇はできませんでしたが、遠征できるような世の中になったら観に行きたいな。

 

そして『必殺仕事人2020』が放送されました!めちゃめちゃカッコよかった。欲を言えば、市村正親さんとの対決のシーンがもっとしっかり見たかったかな。

 

ドラマがあるなら…そう、番宣祭りです。『林修今でしょ!講座』で猫の話をする東山さんがとても可愛かったのをよく覚えています。クイズに正解したあとの猫の手のジェスチャーに悶絶。

 

 

 

7月

東山さんの10年ぶりの主演映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』の情報が解禁されました。
映画館のスクリーンで東山さんを観たい!という夢が叶うと思うと、本当に嬉しかったです。後追い新規ファンなので余計に。もうすぐ公開なので楽しみです。

そして、『刑事7人』第6シーズンの放送も決定。コロナの影響で例年からは大きく遅れましたが、今年も専従捜査班が観られることになって安心しました。

 

東山キャスターがメガネをかけ始めたのも7月!お衣装とともに、今日はどんなメガネかな?って観る楽しみが増えました。

 

7月といえば植草さんのお誕生日!当日はTwitterのTLがカッちゃん祭りで楽しかったです。この日のESSも粋でしたね。

お誕生日のGCでは、これからファンへ『少年隊の好きな曲』を募集するとのこと。速攻で『Season of Love』激推しメッセージを送ったのを覚えています(笑)
これがこういう形であれにつながっていくとは…

 

 

 

8月

待ちに待った『刑事7人』放送開始!毎週とっても楽しみでした。天樹さんのお肌はやはりとてもピカピカで、頬につや玉ができてる、すごいなぁって思いながら観てました。
個人的にはキャンプ回の第5話、世相を反映した第7話が印象的でした。シリーズを通して、天樹さんの笑顔がよく見られたのが嬉しかったですね。

 

番宣ラッシュも再び。『家事ヤロウ』のウニそばは強烈でしたね。あとエプロン姿……ありがとうございます……

 

8月下旬、これまた大きな情報解禁が!舞台『チョコレートドーナツ』に主演することが発表されました。来年の映画の情報だけでも驚いていたのに、まさか年内に舞台があるとは…。このご時世ですから、新しい舞台の情報があるとは信じられませんでした。
この時点ではまだチケットもないのに、「東山さんに会える!」と大はしゃぎしてました(笑)

 

 

 

9月

今年一番の衝撃ニュースが舞い込んだ月でした。

もうおわかりでしょうが、錦織さんと植草さんの退所発表です。

yrr-dreaming.hatenadiary.com

発表直後に書いたブログを今読み返しても、よくない意味で心臓が痛くなります。

今だからこうやって言えますが、FCメールの書き方、逆ですよね(笑)ベストアルバムのことよりもこっちのご報告を先に書いてほしかった。上げて落とされた私たちの気持ちよ…

 

9月といえば東山さんのお誕生日!と思ってワクワクしていたところのこの発表は、正直メンタル的にだいぶきつかったです。これは余談ですが、自担のお誕生日によせて、「好きなところ54個考えてみた!」的なブログを書いてたのが、この9/20ショックでお蔵入りとなりました(笑)

が、9/30のお祝いはちゃんとできたので良かったです。東京新聞さんにも初めてメッセージを出しました。『刑事7人』も、スタッフさんのコロナ感染等も乗り越え、この日に最終回を迎えました。

 

 

 

10月

個人的には、『チョコレートドーナツ』のチケットが無事取れたことと、Twitterで知り合ったヒガシ担のお友達と初めて会えたことが嬉しかった!一緒に京都太秦映画村に行って、大岡越前のポスターの前で大喜びしてしまいました(笑)

 

『さんまのまんまSP』で、東山さんの今年初めての黒タートルネックを拝んだのも10月。やっぱり、芸能界の大御所にいじられる東山さんは可愛いですね。

 

この頃から、GCが鬼更新されるようになりました。数えてみると、10月だけで13回更新!週一回更新のHSCが終了して寂しい気持ちもありましたが、植草さんの文章に沢山癒されました。

 

 

 

11月

ベストアルバム発売へ向けて盛り上がってきた頃です。新しいアーティスト写真も公開されました!錦織さんの今にも動き出しそうな手が好きです。それにしてもタキシードはずるいですよね~~。11月下旬には原宿駅に看板が設置されましたね。3人揃ったお写真の破壊力はすごかったです。正直言ってお隣の看板にはちょっと笑ってしまいましたが(すみません)。偶然か否か。

 

OA前に一悶着ありましたが、『君だけに -New Vocal-』もラジオで宇宙初解禁されました。Twitterでトレンド入りするなど、反響も大きかった印象。とにかく発売が待ち遠しかったなぁ。

 

また、舞台と映画のPRで東山さんの雑誌掲載やバラエティ出演が増えてきました。『VS嵐』のクリフクライム、めちゃくちゃカッコよかった!!!

 

個人的な話ですが、1~3月頃にGCに送ったお便りが11月下旬になって採用されました。これからの人生でも大事にしていきたい言葉を植草さんにいただけて、すごく嬉しかったし、言葉の力ってすごいと思わされました。ありがとうございました!

 

 

 

12月

少年隊とファンにとって特別な月がやってきました。

 

11月に引き続き、東山さんの番宣ラッシュは止まりません。また、植草さんのGC更新も400回突破に向けてハイペース!何かとバタつく師走に癒しをたくさん届けてくれました。

 

 しかし、『チョコレートドーナツ』の開幕を翌日に控えた12月6日、カンパニー関係者のコロナウイルス感染により開幕が延期されることが発表されました。濃厚接触の疑いがあるとして6日の『サンデーLIVE!!』もお休み。とにかく祈る思いでした。

 

11日には、ベストアルバム通常盤の各CDショップでの陳列やフラゲの報告がTwitterで飛び交い、大いに盛り上がっていましたね!

そんな中ついに迎えた、12月12日、少年隊デビュー35周年記念日。東京新聞朝刊のメッセージ欄にはたくさんのお祝いが。読売新聞朝刊にはベストアルバム発売の全面広告も。壮観でした!

 

 

GC(400回目!)とESSはそろって更新され、お昼ごろには「#少年隊35thおめでとう」がTwitterトレンド2位まで上り詰めました!令和の隊ファン、やりました。

また、11日付のオリコンデイリーアルバムランキング1位はなんと『少年隊 35th Anniversary BEST』!!!テレビでの直接的なPRは無に等しい中、大健闘でした。

少年隊からの贈り物も手元に届き、忘れられない一日となりました。ブックレットヤバかった…(語彙力)

 

TBSラジオ『アフター6ジャンクション』で、錦織さんがベストアルバムや少年隊について沢山お話してくれたのが、すごく嬉しかった。生放送だったので、リアルタイムで錦織さんご自身の言葉に触れることができました。

 

ベストアルバムを堪能し、限定盤の検品作業に追われているうちに、あっという間にクリスマス。東山さんにはテレビで会えたし、植草さんもGCに写真を載せてくださって、久々にお顔を拝見できました。錦織さんには本当にラジオというプラットフォームが合ってると思う。来年からは、定期的にご出演される番組があるといいなと思います。

 

そんなこんなで迎えた年末。『チョコレートドーナツ』は東京公演を完走し、来月の地方公演を残すのみになりました。正直、不完全燃焼な気持ちも残りますが、「ま、いっか。」のボクサーマインドならぬヒガシヤマインドを胸に、少年隊がくれたたくさんのプレゼントを大切にして、2021年もファン活していきたいと思います。

 

年明けは引き続き東山さんのバラエティラッシュに『おとなの事情』の公開、『チョコレートドーナツ』の地方公演観劇と盛りだくさんです。
錦織さん、植草さんに関しても新しい明るいニュースがあるといいな。お二人には、やりたいお仕事を制約なくできる環境であってほしいです。

 

 

 

おわりに

ここまで完走してくださった方、飛ばし飛ばしでも目を通してくださった方、本当にありがとうございます。
また、今年1年ゆらりTwitterで仲良くしてくださったフォロワー様、ありがとうございました。大変お世話になりました。来年もきっとうるさいオタクですが、よろしくお願いします。

来年もお三方を(ちょっとだけ東山さん寄りで)全力で応援していきます!

 

【ネタバレ注意】少年隊『君だけに [New Vocal]』宇宙初解禁!

 

はじめに

11月19日木曜日、「少年隊 35th Anniversary BEST」の発売に先がけて、完全受注生産限定盤にのみ収録される『君だけに [New Vocal]』が、文化放送レコメン!」にて”宇宙初解禁”されました。「レコメン!」様、色々ありましたが本当にありがとうございました…!

とにかく胸がいっぱいな今、感動冷めやらぬうちにPCに向かいせっせとこれを書いています、深夜1時過ぎです。とにかく気持ちが昂っていますので、乱文になること間違いなしですが、鮮度がウリの感想ですので(?)、どうぞご容赦ください。

実際に聴きながら読んで頂けると、よりわかりやすい文章になっているかなと思います。

なお、タイトルにも明記した通り、この記事では躊躇なくネタバレをしておりますので、前情報は一切無しで、アルバムが手元に届いてから初めて聴いて楽しみたい!という方は、ここから先の閲覧をご遠慮くださいますようお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎イントロ

指パッチンは誰のだろう。また東山さんかな。

キーが変わっていなくて、少しほっとしました。20代の頃の曲を原キーで歌い上げる少年隊、やはりプロ集団…!

また、1987年版(以下、'87年版)のイントロにはなかったストリングスが加わって、最初からサウンドがより分厚く豊かになりました。ここから彼らの歌声が重なるところだというのに、最初がこれですよ…末恐ろしいですね。

 

 

◎Aメロ1回目

植草さんの「君だけ」、「さびしさ」のような、そっと置く系の音はやっぱり格別でした。それから「ただ君だけに」の「ただ」がめちゃくちゃ甘い…

'87年版よりもはっきりブレスが聞こえる!!!本来は良しとされないブレスの音でさえも、響きを持って聴こえてくる気がしてしまいます。

「僕」のビブラートがもう本当に…植草さん……

なぜ植草さんは30年以上経ってもエンジェルボイスなのですか!?植草さんちの水道からはマヌカハニーが出てるんですか!?!?

 

'87年版ではわりと、そーっと?ひっそりと?入ってた東山さんの歌い出し「夜が」、低音をしっかりひっかけてというか、ずっしりと来る感じが好き。ちょうどベースが入ってくるのと、「星空を」以降に「海が風」「抱きしめる」の音がだんだん下がるのともあいまって、心地よい重みを感じます。やっぱり少年隊の低音・下ハモ担当は東山さんですね。

東山さんの "ah" の発音がもう何とも言えず好きです(わかってほしい)(語彙力の限界)。

「君だけを」の「を」が発音も発声も、100パー東山さん過ぎて無理…好き……

 

それにしても弟組の声はよくとけあいますね。歌割の構成的にも、弟組 対 錦織さん という構図が際立っている気がします。

 

 

◎Bメロ1回目

「見つると」でさっそくビブラート!!!同時に、50代にしか出せないであろうハスキー&セクシー感が抑えきれず溢れ出しちゃってます。危ない色気だわ。

「僕の 胸の中は」の「僕の」の区切り方が非常にロマンティックで、メッセージ性を感じました。

「愛しているん」で、錦織さんかな?どなたかひとりだと思うんですけど、余韻の残り方が素敵な方がいますね。

 

◎Aメロ2回目

スーパー弟組タイム。

'87年版を聴く度に実は気になっていた「僕は・今・」の切れ目、「僕は→今→」になってますね。ふんわりと余韻が次の言葉につながる感じ。

 

◎Bメロ2回目

"I need you" の切り方から色気が溢れてこぼれ落ちてる… 同時にすごく感情がのってるように感じられますね。

初聴きの時に印象的だったのがここ、"It's so simple word" のタメ方。一曲全体を通して錦織さんはタメ具合が絶妙だなと思いました。

「さよなーらーのぅ」ここ、New Vocalでどう歌うか密かに楽しみでした(笑)やはりこの「ぅ」も絶妙でいい。ついでにいうと、「ぼぅくにキスしても」の部分も。文字で書くとちょっとシュールな感じになっちゃってすみません…

「消せな」が誰かひとり(おそらくひとりだけ)二音タイ(”いぃ~”って感じ)になってる???ちょっと新鮮味を感じました。ここまで読んで頂いてお気づきの方もいると思いますが、やっぱり'87年版を聴きこんだのでつい比べてしまいますね。比較も比較で面白いですが…

「せつな」で、上ハモの植草さんの声の余韻が心地よく耳に残る感じが好きです。

 

◎サビ

伝説のサビスイッチ "my sweet heart" で背中に電流走りました。初めてマイケルのビデオ観た時の東山さんもこんな感じだったのかな(?)。 heartで下げるの(伝われ)ずるくないですか…

"only you" の前にちっちゃく「ぅ」って入れる人、だーれだ!(全員なのか?)ちゃんと聞こえた!!好きです。これは前からそうですよね。当時の歌番組の映像観ていたりすると感じます。

OAはここまで。もちろんフルは12/12以降のお楽しみですが、マイスイーハー(2020)が聴けて本当に良かったです、ありがとうございました…!

 

◎ここまでの総評

キーと同様におそらくBPM(テンポ)も'87年版そのままと思われますが、ゆったり豊かに音が流れていくので、いい意味で一小節が長くなった感じがしました。時間が心地よくゆっくり流れる感覚かな。かといって、タメすぎて重くなったり後ろにずっているわけでもない。コンサートの生歌なんかでは、気持ちよく歌い上げるがあまりにタメすぎて後ろに引っ張られていくパターンも歌い手によってはあったりしますが、この曲に関してはいい意味で生歌の歌い上げ感はあるものの、重くならないいい塩梅だなと思いました。特に錦織さん。このひと、歌わなきゃもったいない…

理屈っぽくいろいろ言うのもいいんですけど、初めに聴いた時の直感的な印象をひとつ。大きくて分厚くて、肌触りも抜群に良い上質な布にふんわり包まれてるように感じました。とてもあったかくて幸せな気持ちになりましたね。

 

 

おわりに

何度も聴き返しては思ったことを文字に起こし、気づけば1時間半ほどが経過していました。過去イチ文章がめちゃくちゃだと思います、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!

ベストアルバムが手元に届いたら、初音源化、New Vocal、未発表曲はまた感想を書きたいなと思っています。どれだけ時間がかかるかわかりませんが(笑)その時はまたお付き合いいただければ幸いです。

錦織さん・植草さんのジャニーズ卒業の日が近づいてくるのは本当に寂しい気持ちでいっぱいですが、その前に、大切な日である12月12日に少年隊が用意してくれた最高のプレゼントを楽しめたらいいな、と思っています。

 

 

 

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※この”通常盤”には『君だけに [New Vocal]』は収録されません

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少年隊 35th Anniversary BEST

少年隊 35th Anniversary BEST

  • アーティスト:少年隊
  • 発売日: 2020/12/12
  • メディア: CD
 

 

 

2020.9.20

 

 

その瞬間は、いつか眠っている間にみた夢によく似ていました。
でも、その夢とは続きが違っていました。

 

 

 

2020年9月20日、少年隊の錦織一清さんと植草克秀さんが、2020年12月31日をもってジャニーズ事務所所属タレントとしての活動を締めくくることが明らかになりました。
なお、「少年隊」は所属グループとして事務所にその名を残すことも併せて発表されました。

 

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FCからのメールでその報せを受けたファンの方は皆さま同じ気持ちだと思いますが、初めはとても幸せな夢をみているのか、と錯覚するような気持ちでした。ベスト盤とPLAYZONEのDVD-BOX発売を、Twitterで喜んでいる夢です。いつのことだったか、過去にそんな場面を眠っている間の夢でみたことがありました。ついに悲願のアルバム&BOXが手に入る!35周年のお祝いができる!という、嬉しい気持ちでいっぱいでした。

 

でも、現実の続きは夢と違っていました。
メールの下部にひっそりとたたずむ『ファンクラブ会員の皆さまへのご報告』の文字。
見るからに怖い字面ですが、多分ベスト盤&DVD発売が嬉しくてハイになっており、迷うことなくクリックした次の瞬間。「血の気が引く」という感覚を、久々に味わいました。

 

 

 

この決断によって、少年隊はいちばん綺麗な状態で、美しいままいつまでも、皆と彼ら自身の中の輝いた思い出になるのだと感じました。もちろん思い出だけでなく、合計ディスク34枚(最大)という、形にも残る大きな大きなプレゼントを最後に残して。

 

言うまでもないことですが、おふたりの決断がよいものになるかどうかは、これからにかかっています。

かつて錦織さんは、「ジャニーズ事務所の鎧」という表現を用いたことがありました。その表現をお借りするならば、おふたりは今年いっぱいでその鎧をはずし、2021年からは身軽になって、新たな一歩を踏み出すことができる…とわたしは信じたいです。これまでできなかったことができる、やりたいことがやれる、明るい未来になるといいな。

 

そして、おふたりとは違う道を歩く東山さん。
なんだかんだいってお兄さんたちのことが大好きな末っ子が、新たな道を行くお兄さんたちを今の場所から見送ること、ある程度予想はしていました。きっとこのひとは、死ぬまでジャニーズなんだろうな、と思ってます。まぁ、人生何があるかわかりませんがね。

 

事務所から発表されたコメントを読むと、お三方らしさをしみじみと感じます。

「所属タレントの中で、おそらく一番の甘えん坊だった私」「随分甘えすぎていたことに少し恥ずかしさを覚える」と、どこか自らを揶揄うような言葉を選びつつ、重ね重ね感謝の気持ちを述べられた錦織さん。

「卒業」という幾分か柔らかいニュアンスの言葉をはじめ、固すぎない表現も交えながらご自分なりの素直な感謝と、「真摯にかつ楽しく」というこれからへの決意を述べられた植草さん。

そして、「僕ら」という彼らしい言葉を添えて、そしてグループとメンバーに対するゆるぎない自信と誇りをにじませ、ふたりを送り出す東山さん。

錦織さんと植草さんには、この先どんな新しい道へ進もうとも、どうか東山さんの「ニシキ!植草!」というこの呼び声が届く場所にいてほしい…と、ファンのわたしは願ってしまいます。

 

わたしは、少年隊というグループが大好きです。「3人で1人前じゃなく、1人前が3人」デビュー前だったか(記憶が定かでなくてすみません)、このような目標を掲げていた彼らはそれを現実にして、300%、ときにそれ以上のパフォーマンスを見せてくれました(わたしは後追いの為映像や音源を見聞きする限り)。ニッキ・カッちゃん・ヒガシくん。この3人でしかできなかったことって、ものすごくたくさんあるはずです。
わたしが東山さんのファンであるというのも、東山さんが少年隊だから…ということが大前提にあります。少年隊じゃなかったら、こんなに好きになってなかったんじゃないかな。

ファンが目にすることのできるグループ活動は終了しても、メンバー間の縁がいきなり完全に切れるわけではないでしょうし、何より少年隊の名前と、素晴らしいグループがそこにいたという事実はこれからも色あせずに残ります。少年隊というワードがこれからも、色々なメディアでためらいなく使われること、そして彼らの輝かしい功績や懐かしい思い出がずっと語り継がれるであろうことを心から願っています。

 

 

 

わたしは隊ファン歴1年そこらの後追い新規ファンで、しかも東山さんのファンです。今回の発表の捉え方はファン歴や誰のファンであるかによって本当に人それぞれだと思いますし、「こう思わなくてはいけない」みたいな正解はないと思っています。なのでこの記事では、発表直後の今、わたしが抱いている率直な感想を文章にしました。わたしがここまで書いてきたことをお読みいただいたうえで、不愉快になられた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。「何こいつ!何もわかってない!」と思われても仕方がないとは承知の上ですが、自分用の記録もかねて記事として公開させて頂きました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

アルバム『PRIVATE LIFE Light & Shadow』に思う

 

はじめに

1987年4月28日リリースのアルバム、『PRIVATE LIFE Light & Shadow』。

 

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1987年は主演映画『19 ナインティーン』公開に、同映画の主題歌『君だけに』の大ヒットに、盛りだくさんの1年ですね!アイドル街道を突っ走ってます。

 

今回のこの記事は、あまり難しい音楽的な仕掛けとかはあまり意識せず、気楽に書いてみます。夏に聴きたくなるこのアルバム、お手元にある方はぜひご一緒に聴きながら読み流していただければうれしいな、なんて思います。

 

 

01.First Memory

(作詞:松本一起 作曲・編曲:服部克久

デルモンテ・フルーツドリンクのCMソングにもなった、このアルバムの最初を飾るにふさわしい清涼感のある一曲。「あの夏」を振り返る歌詞は切なくてほろ苦いけれど、不思議と前を向けるようなさわやかさも感じさせるこの曲が好きです。女声コーラスがいい感じ!

「夢の途中で消える女(ひと)は いつも君」 ここの歌割りが東山さんなのがナイスすぎて… 3人のなかでも「君」に会えない悲恋のプリンスといえば、やっぱり東山さんではないでしょうか(?)
過去にこんな記事も書くほど、東山さんの悲恋系ソロ曲大好き芸人なわたしです。

yrr-dreaming.hatenadiary.com

 

 

02.April Hurricane

(作詞:田口俊 作曲:加藤和彦 編曲:新田一郎

最大瞬間風速で駆け抜ける春の嵐のように、パワフルな植草さんの歌声!!!植草さんのソロ曲というと、わたしの中ではバラードの印象が結構強いのですが、こういうロックな感じの曲も歌いこなせるのが植草さんの素敵なところ。元々の歌声は甘くて優しいのに、こういう曲では甘ったるくならずに、しかしがなることなく、ちゃんとカッコいいからすごい。

あと、ビート感がいい!歌って踊る歌手やアイドル、ミュージカル俳優・女優さんにみられる傾向だと思っていますが、植草さんの歌にはちゃんとビートが生きてるなって思います。

2番 "In your eyes"の eyes の歌い方が好き。ほどよい抜け感というのかな?

今この曲を何度かリピートしながら書いていて思ったのですが、これは地味にスルメ曲なのかもしれない。ハリケーーーン!!!

 

 

 

03.Heart Song

(作詞:白峰美津子 作曲:JOEY CARBONE・RICHIE ZITO 編曲:新川博

この曲を聴くとどうしても、ゲストハウス?の玄関を掃除する東山さん、コップに材料をつっこんでフレンチトーストをつくる植草さん、揺さぶられ引っ張られてもなかなか起きない錦織さんが思い浮かびます(笑)そうです、『PRIVATE LIFE』のビデオです。

「君の住む~West Hollywood♪」がなんでか知らないけどめっちゃ好きなのはわたしだけですか?なんか楽しい。この曲はルンルンしてる感じがすごい好きです。口笛吹いちゃったりもして!

この曲も1曲目の『First Memory』も、夏らしいんだけど暑苦しくないのがいいなぁと思います。夏の涼しい朝、もしくはカラッとした暑さみたいな?(最近は朝からめちゃくちゃ暑いですが…)

 

 

 

04.パール パピヨン [Instrumental]

(作曲:都志見隆 編曲:椎名和夫

唐突なインスト曲、そして印象的なタイトル。「パピヨン」と聞いて、犬しか思い浮かばなかった無知な自分を恥じています…(笑)

最初のワンフレーズがたまたま『First Memory』の「風とカーテンが~」に似ててびっくりしましたが、全然違う曲でした。

LPだと、この曲がA面の最後の曲になっています。なんとなくしんみりして終わる感じですが、盤面をひっくり返すとまた目の覚めるようなカッコいい曲が続くんですよね~。平成生まれのわたしは、レコードをひっくり返すときのワクワク感を少年隊に教えてもらいました。

 

 

 

05.すべてが始まる夜に

(作詞:白峰美津子 作曲:中崎英也 編曲:戸塚修

直感で『FRIDAY NIGHT』系だと思ったら、作曲・編曲が同じ方々!納得しました。しかし、「踊れない」って座ってた君を無理やり連れだしてみたり、ためらう手をつないでパーティーを抜け出してみたり、錦織さんは忙しいですね(笑)

「少年隊夢」で、30代の錦織さんがこの曲を歌ってたじゃないですか。あれ、めちゃくちゃ刺さりません?わたしには死ぬほど刺さりました…… なんですか、あの危険なまでの色気は。まぁ、隊夢バージョンの場合、パーティーを抜け出して行く先はSeasideではなさそうですけど!!!一体どこなんでしょうね!!!!!(?)

 

 

 

06.哀しみのプリンセスへ

(作詞:田口俊 作曲:和泉常寛 編曲:新川博

きっと東山さんのソロ曲ですが、お兄さん二人も応援してくれてます。『こわがらないで、天使』みたいな感じですかね。

ビジュアルから何から、王子!!!って感じの東山さんが言うと「ここへおいで 涙のプリンセスたち」に俄然説得力が出てくる感じがします(?)

ボーカルとコーラスに気を取られて今まであまり気づいてませんでしたが、この曲、ベースラインがめっちゃかっこいいです。わりとベースが暴れてる。

ラスサビの"Only lonely baby"と「きのうから」の間、錦織さん(たぶん)が合いの手的に"I love you"って言ってるように聞こえます。錦織さんって本当こういうのお上手ですね!『仮面舞踏会』なんかも、錦織さんの"Come on!"がなきゃ始まらないと思ってます。勝手に。

なんかうまく言えないけど、この曲が大好きです。おそらく『The longest night』とかと同系統で、曲に対する感情が漠然としてでかすぎて、言語化に困る感じ(笑)

 

 

 

07.おしゃれ泥棒

(作詞:佐藤純子 作曲:西木栄二 編曲:戸塚修

銀幕やグラビアの中の、華々しい世界に生きるスターに恋した「僕」の歌 ってところでしょうか。「あなた」と呼ぶその相手は、マリリン・モンローみたいなハリウッドの大女優かな。

個人的に、考え事をして眠れない深夜に聴きたくなる曲の一つです。深夜って思考が極端になってしまう傾向があると思うんですけど、この曲の主人公もそんな風になってる感じがする。ちょっと拗らせ気味なね…

「どこへ行けば逢えるだろう あてもなく待って待ちわびる」
「僕の心ぬすんだのに 僕のことなんにも知らない」
もう、少年隊のお三方にそっくりそのままお返ししたい言葉たちです。まぁわたしは、わたしのことなんにも知らないでいてほしい、ただ遠くで応援していたいタイプのファンなんですけど(聞いてない)

 

 

 

08.First Memory [Instrumental]

 (作曲・編曲:服部克久

個人的に、1曲目のボーカル入りバージョンは夏の朝という感じがする一方、このインストバージョンは夕方という感じがします。同じテンポの同じ曲なのに、ここまで違う印象になるって面白いなぁ。このバージョンを聴く度に、わたしもサックスが吹けたらな…と思います。理由ですか?かっこいいからです。それだけです!挑戦したことは一応ありますが、まるでダメでした。わたしには難しすぎた…

 

 

 

おわりに

最後までお付き合いいただきありがとうございます!個人的に、このアルバムの中では『哀しみのプリンセス』『おしゃれ泥棒』が2強かなという感想です。

少年隊の沼に落ち、『BEST OF 少年隊』『Prism』と過ごした昨年の夏。今年は『PRIVATE LIFE』を沢山聴く夏にしたいです!!!

 

 

アルバム『PLAYZONE'94 MOON』

 

はじめに

1994年6月17日、ミュージカルの開幕に先立ってリリースされたアルバム、『PLAYZONE'94 MOON』。

 

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偉大なシンガー・森山良子さんをヒロイン役に迎え、劇中にもミュージカルやその稽古のシーンが散りばめられているだけあって、劇中歌のクオリティはPLAYZONE史上屈指だと思います。

さらに作詞は全曲、脚本を担当された井沢満さんによるもの。日本語の響きが美しいです。

※念の為、PLAYZONE本編ストーリーのネタバレはありませんのでご安心ください

 

 

 

 

1.MOON -MAIN THEME-

(作詞:井沢満 作曲:清岡千穂 編曲:若草恵)

壮大なオーケストラ調のアレンジが印象的です。これ、生演奏だったら素敵だろうな… 冒頭のハープの音色と、「銀のしずくの靴は誰に」の直後に聞こえる対旋律のリレーが大好きです。これは泣かせる裏メロ。ところどころ聞こえるホルンのグリッサンドもクラシック感を増していて、ミュージカルの幕開けに相応しい重厚感が加わっていると思います。

全体にわたって、錦織さんがビブラートをたっぷりきかせて歌うのが聴いていてとても耳に心地いい。個人的には植草さんのソロパートをもうちょっとしっかり聴きたかったなあと思います(歌割的な問題)。

 

 

2.Zig-Zag

(作詞:井沢満 作曲:清岡千穂 編曲:松井寛

錦織さんの英語の発音が好き!というのはこれまで再三言ってますが、この曲の錦織さんは、もはや日本語英語を問わず発音がいちいちセクシー。

先ほどの1曲目を朗々と歌い上げたのと同一人物とは思えない振り幅! 歌い方というより声そのものからガラリと変えているのに、どちらも歌声として無理がないと感じます。彼が声のお仕事をされていたのも非常に納得がいきます。神は一体このひとに何物を与えたんだ…

関係ないですが、CDの歌詞カードの左ページの写真の錦織さん、「美」でしかない。

 

 

 

3.星が運んだ物語

(作詞:井沢満 作曲:清岡千穂 編曲:若草恵)

東山さん演じる伊吹と、森山良子さん演じる友浬子が劇中のミュージカルでデュエットする曲。

あの、こんなことを言うのは上から目線感が半端なくてはばかられるんですけど(でも言いたい)、東山さんの歌が本当に上手になってる。同じデュエット曲としてで比較すると、1991年のシングル、亀渕友香さんとのデュエット『ジュエル』からはものすごく進化が感じられます。低音ではちゃんと地に足がついて、表現力としての儚さはそのままに、聴いていて不安がよぎるような浮遊感がきれいに消えた感じ。音源ではボーカルに若干リバーブがかかっているので定かではないですが、ところどころロングトーンではビブラートを少しかけている感じにも聞こえます(「夢の浮き橋架け」の”け”とか…ちょっとイヤホンして聴いてみてください)。きっと東山さん、この曲を歌いこなすために相当な努力を重ねられたんじゃないかな。

「ふたり 時は輝く」から「水をたたえたこの星」へつながる壮大なクライマックスの流れが本当に大好き。いつも鳥肌が立ちます。なんだろう、この曲に関しては上手く表現する言葉がちょっと見つかりません。それくらい好きです。そういえばこの曲、PLAYZONE開幕を控えた1994年7月のMステで披露されたそうで… めちゃくちゃ観てみたかったな(私まだ生まれてないけど)。

 

 

 

4.CRESCENT -三日月-

(作詞:井沢満 作曲:清岡千穂 編曲:久米大作

東山さんの「儚い歌声期」が大好きだ!ということはこれまでのブログでもしつこいほど書いてきたのですが、この「MOON」の年で彼はついにその域を脱したとわたしは考えます。劇場で生で聴いたわけではないので断言はできませんが、ビデオやCDで比較する限り、前年の「WINDOW」よりも歌唱力の面で大いに進化していると思うのです。特に低音に深みを感じます。

なにより、高音ががならなくなった。この曲のサビは音域が比較的高めですが、歌声にハリや伸びが出て厚みのある声に変化を遂げているように思います(真面目に書こうと思ったらただの偉そうな評論になってしまった、すみません)。

この曲は正直、すごくインパクトがあるわけではないと感じますが、聴けば聴くほど味が出る系かなと思います。じわじわと好きになる曲。

 

 

 

 

5.X1 バツイチ

(作詞:井沢満 作曲:浅田直 編曲:藤原いくろう

大好きな曲です! あたたかみのある声をもつ植草さんが歌うにふさわしい歌詞とメロディー。特に歌詞には、この曲に出会った時から何度となく励まされてきました(個人的な話ですが)。なぜならわたしは不器用で、だいたい何事も一度では上手くいかないし、血液型もB型だし(笑)「人生パッチワーク 色の数だけ味が出る」は、座右の銘にしたいくらい好きな言葉です。

この曲が再び表に出ることはもうないだろうなと思っています。音源化されていてよかったな。

 

 

6.Lunatic -恋-

(作詞:井沢満 作曲:清岡千穂 編曲:倉田信雄

森山良子さんのソロ曲。

一曲の中に壮大なドラマがあるなと感じました。強い意志が聴いて取れます。

いま改めて聞いてやっと気がついたのですが、「息が止まるほど私を愛して 風の息吹よ」って歌ってるんですね。”いぶき”か…

 

 

 

7.透きとおる

(作詞:井沢満 作曲:清岡千穂 編曲:久米大作

菜緒を演じた大村真有美さんのソロ曲。お三方は参加していませんが個人的に大好きな曲なので、音源化されていて嬉しいです。まさに透きとおった濁りのない歌声、こんな声になりたいなあ。

この曲は歌詞の響きが際立ってかわいらしく、きれいですよね。「夢色信号」って言葉がお気に入り。

グラスファイバーの花」「アクリルの恋」なかなか歌詞では使われないカタカナ言葉のチョイスが絶妙!なんかキラキラして聴こえます。

カタカナといえば、「風の色 ラベンダー」「ペパーミントの街角」香りを連想させる言葉が何度も出てくるのは、菜緒の少女性を表しているのかな?なんて考えたり。

 

 

 

8.Kirara キララ

(作詞:井沢満 作曲:清岡千穂 編曲:藤原いくろう

 1曲目『MOON -MAIN THEME-』のメロディーを用いた曲。

主題歌のテンポアップしたバージョンのこの曲を聴くと、宝塚のショーのフィナーレみたいだなって思います(笑)その理屈でいくとエトワールは植草さん…!(ちがう)

間奏のギターソロが好きです。この曲のアレンジは、ミュージカルに明るくポジティブな余韻を残してくれる感じがする。強いて言うなら個人的には1曲目のメインテーマのアレンジの方が好みではありますが、そもそも大前提として元のメロディーがいい…!

「快楽の夜光虫」というフレーズが気になって、「夜光虫」を検索してみたところ、このミュージカルの世界観にとても合う画像が沢山出てきて、思わず感嘆しました。夜光虫とはなんぞや?という方、ぜひ一度検索を。とても幻想的です。

 

 

 

おわりに

久々のアルバムレビュー、最後までお付き合い頂きありがとうございます。大好きなアルバムのはずなのになぜかなかなか書ききることができず、下書きに長いこと寝かせていたのですが、このままでは腐ってしまいそうだったので(笑)ちょっと荒削りですがなんとか形にしました。全国の『MOON』ファンの皆様、こんなペラペラな感想ですみません!!!

先日「関ジャム」を観ていて思ったのですが、わたしは音楽のプロでは全然ないですし音楽経験も浅い部類に入ると思うので、やっぱりこのブログはあまり解説・批評じみたことを書くよりも、ファンとして「ここめっちゃ好き!」みたいなのを全面に押し出していこうと思いました(笑)最近、理屈っぽく書こうと頑張りすぎてた感もあるので。むしろ「ここ好き!」は、ファンにしか書けないですよね?(開き直り)

そんな感じでこれからもゆるーく続けようと思いますので、お暇な時に覗いて頂ければとても嬉しく思います。

 

 

 

終わらない迷路

 

PLAYZONE 2002『愛史』フィナーレショー、東山紀之さんのソロ曲『迷路』。

 

すっかりこの曲の虜になって何度となくリピートしている今も、DVDで初めてそれを観た時の鮮明な衝撃が忘れられない。わたしの思い描いた、「こんな東山さんが見たかった」のかたまりだったから。

 

冷たく軋むベッドのMOONLIGHT

わたしも一応もう子供じゃないので、歌い出しのワンフレーズで大体どんな曲かは察したつもり。その上で、わたしはこれが好きになる、と直感したし、それは的中した。出口のない暗闇の中で孤独に苦しみもがく主人公の姿が浮かんできて、この曲を歌い踊る彼に重なった。

 

かなり安直な例え方をしてしまえば、22時とか23時、あるいは深夜の遅めの時間帯にやってる暗いドロドロしたドラマの主題歌みたいな曲だな、と思った。不倫とかしてそうな感じ。

サビの最初の言葉が悲観的なところに惹かれた。もう何もかもどうでもよくなっているかのような諦め。それでもきっと一度は愛を信じたんだろう。しかしそれは彼の幻想にすぎなかったのか、主人公は最後の最後まで孤独に苛まれたまま、この曲の終わりを迎える。この曲のあとに続く『Believe』という名の救いの手がなければ、私はこの曲がもたらすとんでもない絶望感から抜け出せないままになっていただろうと思う。

 

見覚えのあるコートのSILHOUETTE
ふりむいた街の幻想(うそ)

このフレーズでいつも思い出す曲がある。同じく彼のソロ曲、『ひとりぼっちのクリスマス』。

あなたに似たセーター
あなたに似た髪型
驚くピエロ それは僕のことなんだね

街中でふとしたきっかけから、もうそこにいないひとのことを思い出すのはつらい。空に流れていく雲を見つけては、追いかけて掴もうとするようなものだと思う。掴んだところで、それは消えてしまうのに。

 

わたしの好きなそのひとは尽く、ソロ曲の中で幸せになれない。"君"はいつも"僕"のそばにいないし、会えたとしてもそれは思い出や夢の中。

目を閉じた闇の中で 思い出のような君を見ている
『迷路』

I'm Alone 話したいけど
想い出にしか 君はいない
『君がいない』

教えてくれ 君の名前
めざめる前に 夢からさめる前に
『永遠の恋人』

My Love いつも夢の中では
あなたを腕に強く 抱きしめているはずなのに
ひとりぼっちのクリスマス

知れば知るほど、ハッピーエンドな曲が少ないことに驚く。アイドルがよく歌うような、いま目の前にいる君が愛おしくて仕方ないよ、みたいな曲は多分片手で数えられるくらい。正直、彼にハッピーエンドでない曲ばかりをあてた大人たちの気持ちはよくわかる。その切れ長の目の奥に憂いの色をにじませた彼には、まぶしい光に満ちた曲より、哀しい影のある曲を歌わせたいにきまってる。

そう考えると、『STRIPE BLUE』で彼が(ほぼ)固定センターに立ったのは少し特異なことだったのかもしれない。それはおそらくこの曲がシングル表題曲であるが故に、彼の憂いを帯びた一面よりも、爽やかでシュッとしたパブリックイメージにフォーカスした結果だと思う。それにしても、あのキラキラした夏曲を、アイドルスマイルを振りまかずして通常運転で歌えるのは凄くないか…? と、謎に感心してしまったりもする。

 

彼は、仮面を使い分けるのがうまいひとだと思う。いや、正確には、他人よりうまく使い分けざるをえないのかもしれないけれど。
『迷路』の冒頭にも、かの有名な『千年メドレー』の如く、かわるがわる仮面をつけかえるような演出がある。

あのひとの仮面の下はちゃんと、人間のかたちをしているだろうか。仮面が落とすその影は、孤独を隠してはいないだろうか。