Where the Sun Rises

あなたのことを覚えておくために

考えないようにする

 

とても病んでいてとても楽しかった2023年12月の思い出。自担が年内で引退、なんてもうあんなつらい思いはしたくないけど、楽しかった瞬間だっていくつもあったのは確かなので、いい加減前に進むためにも、出来事やその時感じたことを記録に残しておく。

 

ディナーショー前は、念願だった「アイドル・東山紀之」のステージを観られる嬉しさと、このステージが終わったらもう会えなくなるという悲しさがせめぎ合ってそれはもう苦しみました。そしてステージが終わったら、もう魔法にかけられたみたいに幸せだった矢先にすぐ年末がやってきてしまって。光陰矢の如し。

 

そうそう行くこともないディナーショー、わたしもヘアセットをお願いしたり、ワンピースを新調したりと気合を入れたわけですが、会場のお客さんみんなが思い思いにおめかしをしていて、それを見るのも楽しかった。東山紀之というひとりのスターに会いに来るためだけに、みんながここに集まっているんだなぁと思うと、感慨深かったな。

 

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綺麗だったね

 

今だから言いますが、わたし遠征にも関わらずFC会員証を忘れました(笑)直近のチョコドのノリでチケットと双眼鏡だけ持って出てしまい、気づいたのは仕事終わりに飛び乗った新幹線の中。パニックになりながらもとりあえずデッキでファミクラに電話した。入場可否は最終的に現場の判断になるので、受付の係員に声をかけるように、と伺う。

結論、本人確認は一切なかったので普通に入れました!!!逆に本確しなくていいのか?と思いつつも、本当に助かりました。黄色い方のDSでは会員証+身分証の提示が必要だったので、本当に終わったかもと思いました。命拾いした…

 

そこからはもう本当に秒で、夢みたいな時間はあっという間に終わってしまった。「夢のような人だから 夢のように消えるのです」そう歌っていたのは福山雅治だったか。

12/22の夜公演が終わったあと、ヒガ担さんたちのご厚意でカラオケで『少年隊 SELECT SONGS』の鑑賞会をしたり。『思い過ごしも恋のうち』の東山さんがかわいいのなんのって!それに「思い過ごしも恋のうち それでもいい 今のうち」って、アイドルと目が合った〜とか舞い上がっちゃうオタクみたいだな、まさに今の私たち…と勝手に解釈するなどしていた。ちなみに私も東山さんと3秒くらい目が合った瞬間はあったと思ってます。

朝までカラオケにいたので、カラオケ店を出たあとの薄ら明るい空に少し青春のようなものを感じた(笑)東山さんがつないでくれた楽しい思い出。

 

12/27の東京夜公演、DSの大千秋楽はチケットがないにもかかわらず、仕事終わりにANAインターコンチネンタルホテル東京へ。

初めて来た溜池山王駅をホテルに向かって全力ダッシュ(今思うと、チケットないからそこまで急ぐ必要もなかった)したことを、多分私は向こう10年は忘れないと思います(笑)

開演前の時間に、ロビーで生田斗真くんを見た。遠目でしたが肌が綺麗で発光してるように見えた。

 

向かいながら、当時ハマりにハマっていたこの曲をずっと聴いてた。私は東山さんのアイドル人生のラストノートしか知らないな…とか思いながら(激重感情)今でもこの曲を聴くと一瞬であの12月に戻れますね。

=LOVE(イコールラブ)/ 15th Single『ラストノートしか知らない』【MV full】 - YouTube

東山さんが(暫定的)最後のステージに立っているあの時間に、とにかくヒガ担さんたちと一緒にいたくて。同じ思いで集まった皆さんと語らいながらただ流れていく時間を過ごしていました。時計を見ながら「今頃あの曲かな〜」とか。

 

そこから大岡越前の放送があり、最後のドラマである必殺仕事人も終わって、年末までは光の速さで過ぎていきました。

新年あけてすぐは全くおめでたくなくて、絶望の縁にいた(笑)あんなお通夜みたいな年越し、もうあとにも先にもないと思いたいですね。あの時はヒガ担さんが一緒にいてくれたので、なんとか持ち堪えることができたと思っています。

 

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東山さんのガチ地元でいただいた年越しそば美味しかったな〜!えび天が超大きかった。

 

年越しの瞬間は、カラオケの大きな画面に、ヒガ担さんが持ってきてくれたDVDを映して一緒に観てました。2000年代くらいの、東山さんが白いタートルネックを着てる映像を見て、「これからはもうタートルネックが見れないの〜( ; ; )」って大泣きした。悲しみがピンポイントすぎ(?)でもこれは本当で、もう私たちファンは「新しい東山さん」を知ることができないんだって思ったらものすごく悲しくなった。まぁ今振り返れば炊き出しの写真とか出るわけなんですが、そんなことはつゆ知らず。

そのあとは川崎大師へ初詣に行きました。その時に買ったお守りはいまでも仕事用バッグに入れていて、目に入る度にわたしは自担ゆかりの地のお大師様に守られている…!などと謎の心強さを感じています。

 

年が明けてからの自分とリンクするようでハマりにハマっている曲。この記事のタイトルもこの曲から拝借しました。

乃木坂46『考えないようにする』 - YouTube

好きにはなっちゃいけない人
あの時自分で決めたのに
あなたのことばかりいつも考えてしまう
感情なんて制御できない
人は頭ではなく心で 生きているものでしょう
考えないようにするって 苦しい 苦しい 苦しい

東山さんのことを考えないようにすればするほど頭に浮かんできて苦しむばかり。これは今も継続中なんだけど、それは未だに私が悲劇のヒロインごっこをやめられていない証拠だと思う。よくも悪くも早く「思い出」として処理して、先に進みたいです。

 

親より歳上のアイドルのことでこんなに気持ちを乱高下させることができる自分に驚きです。これってガチ恋?なのかなぁ。自担(今現在の彼も、動画や雑誌の中の昔の彼も含む)と付き合ってみたいとか結婚したいとかそういう気持ちはないので、リアコではないと思うんですけど。まぁなんでもいいか。自担を大好きだった気持ちを否定をする気はないものの、早く一区切りつけたいなというのが正直なところです。心の中からいなくなってはほしいけど、いつまでも覚えていたい。私にとって彼はそんな存在。

 

大いに苦しんだけれど、こんなに好きになれるアイドルに出会えてよかったと思ってる。東山さん、川崎のやんちゃ坊主だったあなたが、興味もなかった世界に飛び込んでアイドルになってくれたから救われたファンがここにいます。アイドルという道を選んで走り続けてくれてありがとうございました。

叶うならまたいつかステージの上のあなたに会いたいけれど、今はただ、今いる場所で少しでも幸せに暮らしていてほしいと願っています。