Where the Sun Rises

あなたのことを覚えておくために

2024.2.5

 

※本記事は会報第3号のネタバレを含みますのでご注意ください

 

 

 

 

 

 

2024年2月5日、雪の降る午後に最後の会報を受け取りました。
今日この日が、私にとってはちょっとした区切りになると思ったので、これまで~今の気持ちを残しておこうと思って書いています。ただの日記。

 

封筒を開けてびっくり。表紙はてっきりDSのステージ写真だと思ったから(笑)
ラフな格好に、休日のお父さん…?と思いながら開いたら大当たり。朝のリラックスした姿なんて、アイドル誌みたいなコンセプトでくるのね。さすがはアイドル40年選手…

 

会報のDSの裏話を読んで思ったこと。
いちいちどの点がとは書きませんが、私があのショーを観て感じたことが、おおむね東山さんの意図したことに等しい、と答えをもらった気がして、嬉しくなりました。東山さんがこだわったポイントに、私はちゃんと気づけていたんだなって。

 

会報にも書いてあったし、リハーサル映像を観ても思ったのは、東山さんがめちゃくちゃ「演出家」だということ。エンドロールなら絶対「構成・演出 東山紀之」じゃん、と感じました。これって、違う場所で錦織さんや植草さんもやっていることで。離れていても、エンターテインメントのために仕事をする姿勢はやはり通ずるものがあるなと勝手に感銘を受けてます。
あとはやっぱり、「後輩を」じゃなくて、「自分を」演出してくれたのも嬉しい。自分が一番よく見える見せ方を、東山さんは知っている。

 

 

ここからは本当に私の日記です。自分の感情だらけ。

 

会報のラフな東山さんを見て、こんなお父さんがいたらいいのにな、って一瞬思いました。(リアル父ごめん)
そう、私と東山さんって親子ほど世代が違うんですよね。よく「なんでヒガシ(推し)なの?」って聞かれるけど、むしろ私も聞きたいくらい…
はっきり言って入口はビジュアルだったけど、ここまで好きになれたのは、内面的な部分がとても尊敬できる存在だったのが大きい。まぁ彼も人間なので、裏ではどんな顔か知りませんが、少なくとも表向きの東山さんにはすごく夢を見せてもらいました。それは恋愛感情とも少し違う気持ちで、むしろ恋愛感情の方が単純でわかりやすいのに…って悩むくらい、複雑な気持ち。これの方がよほど厄介だと気が付いたのでした。

 

そんなアイドルに夢を見すぎて、年明け1ヶ月間は大いに苦しみました。DSではあんなに素敵に歌って踊っていたのに。ここがこの世の楽園か…って思うくらい、溶けそうなくらい幸せだったのに。現実を受け入れられないってこういう事か、って今になって思う=受け入れられてきたってことなのかも。本当に1月半ばまでは、東山さんのことを考えない日がなかった。毎日のように「なんで東山さんが引退しなきゃいけないの?」って1日1回ペースでムカついたりして、今思えば命の母案件。これはまずいと思って、少年隊関係のことから距離をおくようにした途端、炊き出しの画像が出て、努力が無に帰したり(笑)やっぱりあの笑顔が好きだなとか思ったりして。

 

そこで、自分の中で決めた。会報を受け取ったら、一旦この気持ちには区切りがつくはず。その日を自分の中で一区切りの日にしようと思いました。
これが結構当たっていました。なんだか今はとても清々しい気持ち。後ろ向きな気持ちより、この人を好きで良かったなって思いが大きいです。

 

あと個人的にはタイミングもよかったと思っていて。20代前半、自分の好きなことのために時間を使える時期に東山さんのファンになれてラッキーだったし、すごく楽しかった。あの時の私、見る目があったね。高校生くらいが本当の青春だとしたら、2回目の青春というのかな。素敵な同担の皆さんと充実した時間が過ごせました。
あと、上京したのも大きい。これも自由が利く今だからこそできたこと。私が東京に来た理由の10%くらいは東山さんだったと思う。こないだSU社の前を通りがかって、普段ここにいるのかな…ってすーごい不思議な気持ちでした。東京って不思議。


去年の12月は、DSとともに駆け抜けた日々でした。DS本番はもちろんのこと、とりとめのないひとときでも、忘れられない、忘れたくない瞬間がいっぱい。帝国ホテル大阪に着いた時の高揚感とか。同担さんと朝まで語って、外に出た時のぼんやり明るい空の色とか。あとは12月26日、チケットなんてないのに、ただ同担さんと一緒にいたくて、溜池山王駅ANAインターコンチネンタルホテルまでダッシュしたあの夜のことを私はきっと忘れないと思います(笑)そしてこんな思い出のどれもこれも、東山さんのおかげで知り合えた大切な皆さんがいてこその記憶です。感謝の気持ち。

 

私がファンになった2019年以降は現場が多くなく、どうしても短期集中型ではあったけど、最後にこうして駆け抜けることができたのと、最後に歌って踊る姿を見納められたこと、そしてこんな風にDSの思い出を形にして届けていただけたおかげで、後悔のない清々しい気持ちになれているのだと思う。

 

私にとっての東山さんという存在が、少々大きくなりすぎた数ヶ月。それはそれで悪くなかったけど(笑)
これからは心の真ん中じゃなくて、奥の方にいてもらって、思い出したいときにだけ思い出しては心がきゅっとなるような、そんな存在になるのかなと思います。

今までとは違う人生が始まったばかりの東山さん。立場や仕事が変わっても、大切な家族や信頼できる人との穏やかな時間は侵されることがないことを祈るばかり。そしてどうか健康でいてほしい。(奥様を大切に…)
今日も東山さんは、ステージの上やカメラの前に立っていた時と変わらないルーティーンの中にいるのだろうか。そうだといいな。

体育の先生でもバスケ選手でもなく、アイドルになってくれて本当にありがとうございました。東山さんのファンになれて本当に幸せでした。わたしの永遠のアイドル!

※長文担降りブログみたいになってしまいましたが、降りるわけではないです(笑)