はじめに
手元に届いてからだいぶ時間が経ってしまいましたが…
植草克秀さんが独立されてから初めて発表されたCDシングル、『SHOW & TIME / Letter...』の感想をまとめてみます。
ただの一ファンの個人的感想です。
いつも通りサラーっとお読みいただければ幸いです。
01.SHOW & TIME
(作詞・作曲:GAKU)
初聴きは昨年のディナーショーにて。
第一印象は「『FUN DANCE』みたい!!!」でした(笑)
軽やかなスウィングジャズ風。ショーの生バンド演奏で聴くと、ドラムがめちゃかっこいいなぁと感じた記憶があります。
コーラスが華を添えていて、イントロからショーやコンサートにはもってこいの盛り上がる曲。
今後植草さんの定番曲になっていくのかな、楽しみです。
歌詞がまたロマンチックで!
登場人物は「二人」、つまり「君」と、明言はされていない(おそらく)自分。
ですが、初聴きでは当然登場人物はわからないわけで…
偶然なんて言葉では この出会いは片付かない
運命と感じていた 隣で過ごした日々は
今も 愛おしくてならない
ここだけ聴いたときは、少年隊のメンバーのことを歌ってるんだと勘違いしました、だってタイトルもタイトルだし… "しょーえんたい" ってほぼ少年隊じゃん!
その後に続く「思い出す二人は」も、あの二人!?などと思ったり。
(都合のいいオタク脳)
初めて聴いたときに一番痺れたフレーズがこちら。
夢のような時の中で 胸を焦がしていくの
「いくの」という女性的な言葉選びがめちゃくちゃ刺さりました。
植草さんが言うとかわいいしね…
「胸を焦がしていくよ」でも別におかしくはないところを、あえての「の」が最高です。
今宵の酔いは少し早い
心 許しているから?
「今宵の酔いは少し早い」の言葉のリズム感自体がそもそも良いし、
1番の歌詞で見えた「二人」の関係性が、より近く深くなってるのが2番のこの歌詞から読み取れてドキドキします。
ショーでこの曲を聴くと、曲中何度も繰り返される
「いつまでもこうしていたい」という歌詞がめちゃくちゃしみますね。
「じゃーじゃ・うま、じゃーじゃ・うま」でおなじみ、『ダイヤモンド・アイズ』のシンコペーションに関するエピソードはファンならよく知るところですが、この曲のサビの頭なんか全部裏拍ですからね!ジャズっぽいノリ。
裏拍から入るときのひっかかり感(?)ちょっとじれったい感じ(??)が癖になります。好きです。
02.Letter…
(作詞:植草克秀 作曲:植草岳)
なんと、植草さんご自身の作詞によるこの曲。
ファンに向けたというこの歌詞、こんなに距離感が近い詞は、ファンの支えを直に感じてきたアーティスト張本人だからこそ書けたのかな、なんて考えたり。
植草さんの歌声って、シンプルにストレートに届くから、回りくどくない素直な歌詞との相乗効果が抜群だなと思いました。
要所要所に「あの頃」を想起させる単語が散りばめられていて、ずっと支えてくれたファンへの強い想いが伝わってきます。
わたしは新規だけれど、どんな事があっても変わらず長い間応援してこられた方には、この歌は最高のプレゼントになったことでしょう…
錦織さんのラ行
— ゆらり (@_onlylonelybaby) 2022年1月28日
植草さんのナ行
東山さんのタ行
が大好きです よろしくお願いします
こんなツイートをしたのは、この曲を「二度と離れたくない」の「な」を聴いての気づきがきっかけでした。
個人的に、鼻にかかったような声が結構好みで(わたしのヒガシ担たる所以でもあります。おわかりいただけるだろうか)植草さんの「ナ行」、ドストライクでした。
冷静に考えて、20代、30代、40代、50代と声質がずっと安定してるのすごすぎる。
植草さんのことをあまりよく知らない人が聴いたら、聞き分けつかないのでは?
昨年の『SHOW & TIME Special Day』で披露された時には、CDとはアレンジが違ったようなので、今年のコンサート『MOVING ON』で早く聴きたいです!!!
「そばにいて ここにいて」をインテンポじゃなく少し溜めたりしたら、より情感たっぷりで良さそう。どんな風に歌われるのか楽しみです。
おわりに
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
植草さんが独立されてから最初の大きなお仕事として選ばれたのが、ディナーショー。それに合わせたこのCDのリリースも含め、歌のお仕事に注力してくれたことがとても嬉しいです。
これからもっともっと活動の幅が広がれば何よりですが、まず第一に楽しいSHOWを届けてくれて、「僕はここで歌うから」と約束してくれた植草さんに、心からありがとうの気持ちです。
5月のコンサート楽しみ〜!またブログでレポもできたらいいなと思います。
それでは!