はじめに
11月19日木曜日、「少年隊 35th Anniversary BEST」の発売に先がけて、完全受注生産限定盤にのみ収録される『君だけに [New Vocal]』が、文化放送「レコメン!」にて”宇宙初解禁”されました。「レコメン!」様、色々ありましたが本当にありがとうございました…!
とにかく胸がいっぱいな今、感動冷めやらぬうちにPCに向かいせっせとこれを書いています、深夜1時過ぎです。とにかく気持ちが昂っていますので、乱文になること間違いなしですが、鮮度がウリの感想ですので(?)、どうぞご容赦ください。
実際に聴きながら読んで頂けると、よりわかりやすい文章になっているかなと思います。
なお、タイトルにも明記した通り、この記事では躊躇なくネタバレをしておりますので、前情報は一切無しで、アルバムが手元に届いてから初めて聴いて楽しみたい!という方は、ここから先の閲覧をご遠慮くださいますようお願いします。
◎イントロ
指パッチンは誰のだろう。また東山さんかな。
キーが変わっていなくて、少しほっとしました。20代の頃の曲を原キーで歌い上げる少年隊、やはりプロ集団…!
また、1987年版(以下、'87年版)のイントロにはなかったストリングスが加わって、最初からサウンドがより分厚く豊かになりました。ここから彼らの歌声が重なるところだというのに、最初がこれですよ…末恐ろしいですね。
◎Aメロ1回目
植草さんの「君だけに」、「さびしさと」のような、そっと置く系の音はやっぱり格別でした。それから「ただ君だけに」の「ただ」がめちゃくちゃ甘い…
'87年版よりもはっきりブレスが聞こえる!!!本来は良しとされないブレスの音でさえも、響きを持って聴こえてくる気がしてしまいます。
「僕は」のビブラートがもう本当に…植草さん……
なぜ植草さんは30年以上経ってもエンジェルボイスなのですか!?植草さんちの水道からはマヌカハニーが出てるんですか!?!?
'87年版ではわりと、そーっと?ひっそりと?入ってた東山さんの歌い出し「夜が」、低音をしっかりひっかけてというか、ずっしりと来る感じが好き。ちょうどベースが入ってくるのと、「星空を」以降に「海が風」「抱きしめる」の音がだんだん下がるのともあいまって、心地よい重みを感じます。やっぱり少年隊の低音・下ハモ担当は東山さんですね。
東山さんの "ah" の発音がもう何とも言えず好きです(わかってほしい)(語彙力の限界)。
「君だけを」の「を」が発音も発声も、100パー東山さん過ぎて無理…好き……
それにしても弟組の声はよくとけあいますね。歌割の構成的にも、弟組 対 錦織さん という構図が際立っている気がします。
◎Bメロ1回目
「見つめると」でさっそくビブラート!!!同時に、50代にしか出せないであろうハスキー&セクシー感が抑えきれず溢れ出しちゃってます。危ない色気だわ。
「僕の 胸の中は」の「僕の」の区切り方が非常にロマンティックで、メッセージ性を感じました。
「愛しているんだ」で、錦織さんかな?どなたかひとりだと思うんですけど、余韻の残り方が素敵な方がいますね。
◎Aメロ2回目
スーパー弟組タイム。
'87年版を聴く度に実は気になっていた「僕は・今・」の切れ目、「僕は→今→」になってますね。ふんわりと余韻が次の言葉につながる感じ。
◎Bメロ2回目
"I need you" の切り方から色気が溢れてこぼれ落ちてる… 同時にすごく感情がのってるように感じられますね。
初聴きの時に印象的だったのがここ、"It's so simple word" のタメ方。一曲全体を通して錦織さんはタメ具合が絶妙だなと思いました。
「さよなーらーのぅ」ここ、New Vocalでどう歌うか密かに楽しみでした(笑)やはりこの「ぅ」も絶妙でいい。ついでにいうと、「ぼぅくにキスしても」の部分も。文字で書くとちょっとシュールな感じになっちゃってすみません…
「消せない」が誰かひとり(おそらくひとりだけ)二音タイ(”いぃ~”って感じ)になってる???ちょっと新鮮味を感じました。ここまで読んで頂いてお気づきの方もいると思いますが、やっぱり'87年版を聴きこんだのでつい比べてしまいますね。比較も比較で面白いですが…
「せつなさ」で、上ハモの植草さんの声の余韻が心地よく耳に残る感じが好きです。
◎サビ
伝説のサビスイッチ "my sweet heart" で背中に電流走りました。初めてマイケルのビデオ観た時の東山さんもこんな感じだったのかな(?)。 heartで下げるの(伝われ)ずるくないですか…
"only you" の前にちっちゃく「ぅ」って入れる人、だーれだ!(全員なのか?)ちゃんと聞こえた!!好きです。これは前からそうですよね。当時の歌番組の映像観ていたりすると感じます。
OAはここまで。もちろんフルは12/12以降のお楽しみですが、マイスイーハー(2020)が聴けて本当に良かったです、ありがとうございました…!
◎ここまでの総評
キーと同様におそらくBPM(テンポ)も'87年版そのままと思われますが、ゆったり豊かに音が流れていくので、いい意味で一小節が長くなった感じがしました。時間が心地よくゆっくり流れる感覚かな。かといって、タメすぎて重くなったり後ろにずっているわけでもない。コンサートの生歌なんかでは、気持ちよく歌い上げるがあまりにタメすぎて後ろに引っ張られていくパターンも歌い手によってはあったりしますが、この曲に関してはいい意味で生歌の歌い上げ感はあるものの、重くならないいい塩梅だなと思いました。特に錦織さん。このひと、歌わなきゃもったいない…
理屈っぽくいろいろ言うのもいいんですけど、初めに聴いた時の直感的な印象をひとつ。大きくて分厚くて、肌触りも抜群に良い上質な布にふんわり包まれてるように感じました。とてもあったかくて幸せな気持ちになりましたね。
おわりに
何度も聴き返しては思ったことを文字に起こし、気づけば1時間半ほどが経過していました。過去イチ文章がめちゃくちゃだと思います、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!
ベストアルバムが手元に届いたら、初音源化、New Vocal、未発表曲はまた感想を書きたいなと思っています。どれだけ時間がかかるかわかりませんが(笑)その時はまたお付き合いいただければ幸いです。
錦織さん・植草さんのジャニーズ卒業の日が近づいてくるのは本当に寂しい気持ちでいっぱいですが、その前に、大切な日である12月12日に少年隊が用意してくれた最高のプレゼントを楽しめたらいいな、と思っています。
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※この”通常盤”には『君だけに [New Vocal]』は収録されません
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